みなさま、明けましておめでとうございます。
本年もブログ「埋物の庭」をよろしくお願いいたします。
島鉄です。
新年初オブジェはロマンスの神様神社でした。直球なネーミング。広瀬香美さんの30周年記念デジタルシングル『プレミアムワールド』が鳥居にたくさん貼り付けられています。
ビジュアルが邪神(←失礼)っぽいですね。
あとこの写真だと分かりにくいですが、鳥居の補強のために新聞紙が詰まってます。
隠すわけでもなく丸まった新聞紙がフツーに見えるという。
大らかでいいですね。
そんなロマンスを感じさせる出だしの2023年。
去る2022年はこの記事にある通り二つの抱負を語っていたわけですが、果たして……。
去年の抱負をふりかえる
・音楽に親しむ
・映画を見よう
音楽に親しむ
昨年の抱負記事を見返しますと
少し奇をてらってT-SQUAREのようにウインドシンセがほしー、と4年くらい考えていました。(中略)ちゅーわけで、ことしは音楽元年にします。発表するかは別として、やってみたいなー、と思ったので。
とかほざいてました。
うう……昨年1月の自分に伝えたい、8月にねんがんのウィンドシンセサイザーをてにいれたけど、1か月吹いたのち繁忙期&同人誌作成に入り、現在に至るまで放置しているとゆー現状を……!
音楽2年に突入した今年は、もう少しマシなT-SQUAREの『宝島』を吹いてみる!
みたいな現実的かつ短期目標を掲げてチャレンジしてみよーと思います。
映画を見よう
この目標はある程度達成できたかな?と思います。
一年で何本見る!のような目標ではないので、ごく主観的な達成感でしかないのですけれど。
2022年に見た映画は、思い出せる範囲内で下記のとおり。
旅行中の移動時間に見ているケースが一番多いかもしれません。
- 戦場のメリークリスマス(坂本龍一のメイクが記憶の1.5倍濃ゆい)
- 7月4日に生まれて(ベトナム戦争映画。個人と戦争、理想と現実、大衆とのギャップ……)
- サイコ(古い作品ながら未だに怖い)
- 東京流れ者(任侠レコードPV)
- ブラックレイン(暴力とNYと大阪、そして松田優作)
- 式日(庵野秀明の実写映画。アニメの描写と共通点があり面白いです)
- オッドタクシーイン・ザ・ウッズ(ほぼアニメのダイジェスト版)
- ミッドサマー(ウィッカーマンの系譜)
- パラサイト(今さら見た)
- 人間の証明(母さん、僕のあの帽子……)
- PLAN 75(命の尊厳について)
- 百円の恋(救われないすくわれたい話)
- ミリオンダラー・ベイビー(女版ロッキー。ラストは賛否が分かれる)
- 音楽(表現することの初期衝動を思い出す)
- メメント(2回目でもストーリーを把握するの難しかったです)
- ジョゼと虎と魚たち(アニメ版。まぁまぁよかった)
- グリーンブック(人種により分断された昔のアメリカ社会を描いている)
- 野火(2015年版。ジャングルの戦場が舞台。極限状態の人間を見る1時間半)
- GHOST IN THE SHELL(ほぼストーリー忘れていてショックでした)
- 地球最後の日(古いですが終末の迫る世界の描写は今も変わらないと思う)
- トップガン(7月4日に生まれて、野火とは対極的なカッコイイ戦場を描いている)
- メガゾーン23(80年代最高!)
- 私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ(長瀞観光アニメ。記事にします)
- ぼくらのよあけ(漫画版が好きだったので映像化されて嬉しい)
- 近松物語(悲哀に満ちた逃避行。溝口健二監督作)
- すずめの戸締まり(いま話題の作品)
- アルファヴィル(ゴダール監督作のディストピアSF。感情の素晴らしさ)
- 夫婦善哉(大阪の町と人情、滑稽な会話が見られる)
あんまり見てないですね。月に2本ペースです。
映画館で見たのは両手で数えられる程度。今年はもうちょっと見たいなあ。
そもそもなんで映画を意識的に見よう!なんて目標を立てたかとゆーと……。
小説、といってもたいそうなことは書いていませんが、マイフェイバリット脚本家の首藤剛志氏も「名作映画」を見ることが「よい脚本」を書くことにつながるとWEBアニメスタイルで語っていました。(中略)
え?小説書くんだから小説読め?脚本と小説は全然違うだろ、って?
……たしかにそうですね。
でももう決めたので……。キミにきめた!ので……。
1年前の自分曰く、そーゆーことみたいです。
……小説作りに役立ってはいない気がする。
でも、映画見てぶつぶつ言うのも、オモロイな、と話すのも楽しいのでOKです!
いそのくんの抱負を覗いてみる
後追い人間の特権。いそのくんがしっかりと「今年のやりたいこと」を記事にしていたので、「イイナ」と思ったところを取り上げます。
今年の抱負の参考にしたいので。
一足飛びにすごいことはできないので、できることをちょっとずつ増やしていくことだけ考えています。きっと都道府県縦横断と同じはずです(謎)。――仕事と学び
そうなんですよね。いきなりドカンとすごいことってできないです。
なにごとも積み重ね。同人誌もようやく積み重なってきた気がしますし。
都道府県縦横断は、多分いそのくんのライフワークとなるに違いないです。
本当は色んなところに行きたいけれど億劫だなとも思う。
しかしこう書いてみて、ほとんどの趣味で同じような悩みがあるのではと気づきました。
外に出るまでは億劫さがありますが、外に出てしまえば相変わらず街を歩くのは楽しい。
自分のそんな意識とうまく折り合いをつけてやっていきたいものです。――街歩き
こう書いてますが、いそのくんは色々新しいことにチャレンジするタイプなので、島鉄的には刺激されて助かってます。
気がつくと家から一歩も出ず、休みを終えたことが何度あることか。
この悩みを解決するには何も考えずに行動に移すしかないのでしょうね。
ちょっと話は違いますが、「趣味の悩み」という点で思い出した漫画があります。
趣味と現実の折り合いがテーマ*1の『コンプレックス・エイジ』です。
少し形が変わっても「趣味」から離れずに自分のスキを貫く(と書くと大げさ?)お話でした。
街歩きにもいろんな形があります。とにかく滅茶苦茶歩いてみるのもいいし、歴史散歩もいいし、御朱印集めもトマソン探しも、廃村探訪も……。
とりあえず、今年も気張らず自由にやってみよう。
去年は今まででいちばん記事数(年49本)がありますし、島鉄くんの記事がはてな編集部の「きょうのはてなブログ」で取り上げられたおかげで、多くの方に読んでいただけました。――創作活動
わざわざ島鉄の記事のことに触れてくれてありがたい限り。
そして、なにより昨年このブログを読んでくださった方々に感謝です。
二人でブログをやっていていいことは、互いに刺激をもらえるところかもしれないなあ。
映画をたくさん観たいです。(中略)
立ち止まっていても仕方ないので、なんとなくで片っ端から観ることにしようと思います。どんな映画にもよいところはあるはずなので、きっとどれを選んでも正解でしょう。――鑑賞
きっとどれを選んでも正解、いいこと言うなあ。
私はなんとなくモヤモヤするシーンや言動があると引っかかってしまうので(それよりここイイナ、って部分を見つけられるといいのですけど)、この精神で映画を見たいものですね。
今年も映画を見るぞー。
2023年の抱負
はい。では肝心の今年の抱負はといいますと、あんまり詰め込み過ぎない方がよさそう……ってことで続けること&新たにやりたいことに分けます。
続けること
新たにやりたいこと
- 琵琶湖一周(ビワイチ)に挑戦する
- 滞りがちな小説を毎月1本は記事にする
続けること、の3番だけよくわからない目標になっていますが、島鉄の奈良県連続訪問はなんと2023年現在12年目に突入しました。
いや、まあすごくもなんともないんですけど、気づいたら毎年どこかのタイミングで奈良に行ってるんですよね。
なので、今年も奈良に行きます。
近鉄株主優待券は半年に1度届きますし、なんならあべのアポロシネマの会員*2にもなりました。
これで映画鑑賞と奈良県訪問の抱負達成のキッカケがより身近になったわけですね。
……え、屁理屈じゃないか?奈良県連続訪問は理屈じゃないんです!!
できればまだ行ったことのない今井の”近世”奈良の町並みを見に行ったり
奈良と和歌山を結ぶ日本一長いバス路線の八木新宮線*3に乗ってみるのも一興ですね。
新たにやりたいこと、1番は琵琶湖一周、通称:ビワイチです。
上の記事文中で触れられている通り、島鉄は広島まで鈍行で向かう途中で降りた滋賀県の米原駅にてビワイチのポスターを見かけました。
存在は知っていてもやろうとは思わない……それがビワイチです。
でもよく考えてみると、上記の記事でご紹介している通り、当時の島鉄が行っていた東京~福岡~大阪を鈍行で乗りとおす*4のも「やろうと思わない」枠だな、と気づきました。
そうか、ビワイチやるのも悪くない。
そんな決心。
そして、2番目にやりたいことは滞りがちな小説を毎月1本は記事にする、です。
やりたいとゆーよりやらなきゃ、って感じですね。
書こうかこう、と思っても形にできなければ意味がない。
書きたいことはモヤモヤと頭の中を漂っていますが、つたなくてもいいからまずはアウトプットしていきたいです。
来年の抱負の「続けること」に載せられるようがんばろう*5。
とゆーわけで、今年も「埋物の庭」をよろしくお願いいたします。