埋物の庭

埋物の庭

街中にあるつい見落とされがちで埋もれてしまっているもの(=埋物、まいぶつ)を紹介します。

陰陽の旅~出雲編~

島根県といえば縁結び、縁結びといえば出雲大社

とゆーわけでやってきました!

 

出雲大社です。

島根県の誇る、神話の世界から続く広大で歴史の長い神社ですね。

岡山→米子→境港→松江→出雲。

ようやく陰陽の旅、完結です。

↓↓前回の記事↓↓

my-butsu.hatenablog.com

一畑百貨店

いざ出雲へ!

……と、その前に。

前回の松江編でもちらっと触れた、島根県唯一の百貨店(だった)である一畑百貨店でお買い物をしました。

www3.nhk.or.jp


www.youtube.com

記事を書くにあたって、あらためてもう無いのだな……としんみりしている島鉄

 

入店早々、65年のご愛顧ありがとうございます、の文字が目に入ります。

島鉄は一見さんなので、ひいきにしている店があるわけでなしフラフラと店内を歩きまわります。

学生服が売っているのを見て、百貨店にボーイスカウトの制服を買いに行ったことあったっけ……と懐かしい気分にしばし浸ります。

こーゆー売り場も無くなるわけで寂しくなりますね(今はもう百貨店に連れて行ってもらってもワクワク感ないかもしれませんが)。

 

実は旅行中に百貨店でサスペンダーを買った思い出があるので、島根でも買おうと企んだのですが、丁度良いサイズの在庫なし……。

親切なスタッフの方で、離れたフロアまで探していただき何だか申し訳ない気分になりました。

 

このまま何も買わないなんて勿体ない! それに何だか悪い気がします。

エスカレーターで各フロアの雰囲気を探りつつ、気がつけば最上階の催事場にいました。

初めてのお中元体験

絶賛お中元フェア開催中です。

取引先に送る、という風習も現代社会では廃れた感があります。

お世話になった方……といってもいきなり贈るのも気がひけます。

 

お中元・お歳暮に慣れてるであろう(?)祖母に贈ることにしました。

遠い山陰の名物を贈れば喜ぶはず。多分。

これぞ島根、宍道湖シジミ

「日持ちする&味噌汁の具に使える」と祖母の心理を見事に推理し「宍道湖シジミ」をチョイス。

わざわざ島根県の百貨店からお中元を贈る……不思議な体験ですね。

あのときの爽やかな若い職員さんは今もどこかの百貨店で働いているのかな……。

たまには使おう百貨店、そう思い駅へと足を運びます。

 

一畑電車~ばたでん~で行こう!

さてお買い物をした一畑百貨店はJR松江駅の目の前なのですが、JRは無視して一畑百貨店の親会社である一畑電車に乗ることにしました。

せっかくの旅行、地元の私鉄は乗っておきたいので。

路線・駅のご案内|運行のご案内|ばたでん【いちばたでんしゃ】

神殿っぽい松江市庁舎と宍道湖

松江市役所は建て替えでピカピカの新庁舎*1のため驚きました。各階層によって突き出している床面積が異なり、不思議な外観です。

宍道湖を臨む位置に建ち、ここから出雲路が始まるのだなあ、と思わされます。

 

ここが起点となる一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅

道中に温泉タンクがあり、宍道湖のすぐ近くは温泉街であることを思い出しました。ペットボトルに温泉を詰めて車に載せる地元住民や、温泉旅行に来たであろう浴衣姿の人などを見かけました。

出雲に行く前に温泉へ寄るのもアリだったな~、と今更思った島鉄でしたがそこは我慢です。

代わりに松江しんじ湖温泉駅前の足湯に立ち寄りました。

7月に足湯を利用している人は皆無だったので、貸し切りです。やったね。

タオルなどは置いていないので持参しましょう

……暑い日に熱い湯に足を突っ込む、って何をやっているんだろう。

でも心なしか疲労が取れて血行もよくなった気がします。

出雲大社へお参りする前に足湯で穢れを祓っておく、おススメです。

 

懐かしい感じのホーム。銚子電鉄など千葉のローカル私鉄と似てる印象

島根のゆるキャラ、ピンク一色のしまねっこ電車が鮮やか……ですが島鉄はいたって普通の5000系電車*2に乗りました。京王電鉄からの改造・譲受電車だそうで、京王線に多少縁のある島鉄はちょっと懐かしく思います。

このままのんびり1時間ばかり揺られ、出雲大社へ。

 

宍道湖に緑の稲田、魅力的な車窓

1時間は長いか、短いか。人によって感覚が異なるでしょうが、車窓を眺めているとすぐに感じられます。

ここで注意! 

一畑電車出雲大社へとつながる大社線出雲市中心部へとつながる北松江線に分かれているので乗り換えが必要です。うっかり忘れないよう……。

おっ! ピカピカの新しい電車だ。

乗り換えると新造の7000系電車がお出迎え。ちょっとだけ気になっていたのですが、まさかフツーに乗れるとは(たまにしか走ってないのかと思っていました)。

最新設備で旅行客をおでむかえ

Wi-Fiも自転車置き場もあるなんて、これはたすかる。

しかも! なんと! この電車には!

神さま感ある

しまねっこが鎮座しています。

どうでしょう、乗りたくなってきましたか?

この理屈で言うと志摩スペイン村のドンキーが鎮座しているから近鉄特急に乗りたくなる、ってことになりますが。

 

終点の風情を感じる出雲大社前駅

乗り換えを挟み、1時間と少し。終着駅の出雲大社前駅へと着きました。

この駅はホームだけでなく、駅ナカの雰囲気がとっても素敵なんです!

 

ドーム状の高い天井に、昔の鉄道員の道具がズラリ

ステンドグラスから淡い光が漏れ、天井が高いお陰か涼しく感じます。

駅の外観はこんな感じ。

小っちゃくてかわいい。こう見えて鉄筋コンクリート造(1930)なのもギャップがあって(?)いいですね。実は国の登録文化財でもあります。

隣には現代的な雑貨屋さん「導(しるべ)」もあり、暑さ寒さの厳しい時期はまず出雲大社前駅でのんびりするのもいいでしょう。

 

駅前の通りは出雲大社への表参道。土産物屋から出雲そば屋さんまで、なんでもござれです。

島鉄が行った時は平日だったので結構お休みの店舗が多かったですが、それはそれで観光客が少なくて歩きやすいのでヨシ!

ちなみに、持ち前の方向音痴を発揮した島鉄出雲大社と反対側の出雲物産館に行ってしまいました。

ここはここでイイのですけどね。

お土産も買えちゃう

神事から足湯、土産、ランチ……あれ? 

これ出雲大社に参拝してから寄る施設じゃない?

ようやく自分が出雲大社と反対方向に歩いてきてしまったことに気づきました。

お土産を物色して涼んでいられたのでいいですけど。

www.izumo-bussankan.jp

そう、観光に順番なんてないんですよ。

行先は未定、それが旅の醍醐味(言い訳)。

 

出雲大社

表参道を歩いて着きました! 

出雲大社です。この大鳥居をくぐって長い参道を森林浴気分で歩いていくと御本殿にたどり着きます。奈良の大神神社と比べるとやや明るいかな。

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御本殿までの道は長いですが、大社の森陰を歩いていけばそれほど暑くは感じません。

そうそう、出雲大社大国主大神を祀っており、「因幡の白うさぎ」の神話で有名です。そのためか境内にはたくさんのウサギ像が安置されています。

izumooyashiro.or.jp結構な数なので、お気に入りのウサギに出会えること間違いなしです。

島鉄的には御本殿の裏にいた祈るウサギ像がすきです。

出雲大社は前述のとおり大国主大神を御本殿で祀っていますが、その他にも神様を祀っています。たとえば日本初の力士と呼ばれ、相撲の神様として崇め奉られる野見宿禰神社

土俵とはっけよいウサギ(勝手に命名

すぐ近くには土俵があり、小さな社殿の横には狛犬ならぬ狛兎がいました。

かわいい。

しばらく参道を歩くと川が流れ、いよいよ聖域に近づいたと感じます。

izumooyashiro.or.jpさて、橋を渡り手水で身を清め、先へ進むと見えるのが拝殿と宝物殿(神祜殿)です。

まずは拝殿にてお参りしましょう。

かなり立派ですが、御本殿はまだ奥にあります

注連縄ふっと!

……取り乱してしまいました。出雲大社らしい太い注連縄がこの目で見られてだいぶ満足しています。

楽殿にある注連縄が日本一の大注連縄だそう。

jocr.jp

また、出雲大社の注連縄は太いだけではなく、縄の綯い方が通常とは異なり「左方が綯い始め、右方が綯い終わり」となっています。このことについて質問されることが多いのか公式サイトでまとめられています。

神社神道では、神様に向かって右方を上位、左方を下位としますので、一般的に神社では上位の右方が綯い始めで、左方を綯い終りとする張り方となっております。 しかし出雲大社では古来、他の神社とは反対に神様に向かって左方を上位、右方を下位としていました。(中略)古く出雲大社では一般的な神社とは反対に、向かって左方を上位、右方を下位とする習わしがあり、よって注連縄を張る際には上位である左方が綯い始めで、右方を綯い終りとする張り方となっています。

 

引用:出雲大社公式HP 「なぜ出雲大社の注連縄は左右が逆に張られているのですか?」 https://izumooyashiro.or.jp/archives/faq/7902 (参照2023年2月26日)

 

単に大きいだけではない、出雲の独自文化を感じますね。

出雲大社で祀られている大国主大神は、この地上世界の「国造り」*3を行ったのちに、天空から降りてくる天照大御神の御子に「国譲り」をしたという神話が『古事記』に残されています。

www.jinjahoncho.or.jp

また、出雲大社の境内には教派神道の一派である出雲大社教や、すぐ近くに出雲教*4もあり、出雲の地の独自性が感じられます。

 

歴史に思いを馳せつつ、御本殿へ向かいましょう。

上手く隠れている

御本殿へ向かう途中、室外機が巧妙に隠されているのを島鉄は見逃しませんでした。

だからどーした。防火用の赤いバケツも可愛いですね(←だからどーした2)。

 

拝殿からとことこ歩くこと数分。御本殿に着きました。

あれ……? 

大国主大神を祀っていると聞いたけれど、なんだか社(やしろ)多くない?

 

izumooyashiro.or.jp

いっぱいいる

御本殿以外にも周囲にいくつか小さなお社があり、御本殿内においても天之常立神・宇麻志阿斯訶備比古遅神・神産巣日神高御産巣日神天之御中主神別天神5柱の神をお祀りしているのだそうです。

なるほどね。大国主大神だけではないのかあ。

 

ここで少し補足をしますと、別天神(コトアマツカミ)は『古事記』において天地開闢の時代からいる神様です。神産巣日神高御産巣日神はどちらもムスヒノカミと呼びますね。

 

「結び」の地として出雲大社は知られていますが、神様もムスヒ……。

そして御祭神も大国主大神にくわえて、天地開闢の頃からいる別天神五柱で歴史が長いのだ、ということを感じさせます。

天之御中主神 – 國學院大學 古典文化学事業

神産巣日神 – 國學院大學 古典文化学事業

なかでも神産巣日神(カミムスヒノカミ)は『古事記』では大国主大神の国造り・国譲りの章にかかわる神様で……といった風に、御祭神について考え出すとなかなか面白いので、「神名データベース」で神様の関係性について思いを馳せてみて下さい。

 

ただ真夏に行くと思いを馳せているうちに倒れるかもしれないので、適宜木陰で休んでください。木に囲まれた御本殿の周囲はそれほど直射日光は当たりませんが。

おきにいり

なかでも島鉄の気を引いたのは彰古館と御本殿をぐるりと囲む瑞垣の檜皮葺の屋根です。

 

彰古館とは宝物殿のことで、建物は登録有形文化財に指定されています。土日祝日など特定の日は開放されており、拝観料200円で大黒・恵比寿像や出雲大社信仰の資料などの展示を見ることができます。

島鉄が訪れた日は開放されていませんでした。残念。

木造2階建ての風格ある建物を間近で見られる(休日なら中にも入れる)のは魅力的です。

 

そして「檜皮葺の屋根をじっくり見られる」という同じような理由で本殿を囲む瑞垣も好きです。たしかに檜の皮が使われておる……! 

ところどころ草が生えている檜の皮で葺かれた屋根をまじまじ見られる経験はなかなかないですよ。

もちろん、御本殿やそのそばにある素鵞社なども檜皮葺なので「きれいだなあ」とは思うのですが、近くで見られる点がいいな、と。

nittokusin.jp

さらば御本殿

さて御本殿をぐるりと一周して、島鉄はもう一つの宝物殿(神祜殿)に向かいました。

ここは前述の彰古館とは違って開放されていたので嬉しい。しかも冷暖房完備です。

ますます嬉しい。

ここは300円

2017年リニューアルオープンしただけあって内装はとても綺麗で、中でも目玉展示の「古代御本殿心御柱」は杉を3本まとめた巨大な柱です。

うーむ、古代出雲大社高さ48mある巨大建造物だった説のロマンを感じますね。

www.kokugakuin.ac.jp

他にも勾玉などの装身具・祭具や国宝「秋野蒔絵手箱」など美術工芸品が展示されています。境内を出てすぐ近くには古代出雲歴史博物館もありますし、夏冬の厳しい天候の日はこういった施設に立ち寄るのも悪くありませんね。

宝物殿は写真禁止なのが辛いところですが……。

 

出雲市へGO

てなわけで、島鉄は東京へ帰る前に、ばたでん*5に乗って電鉄出雲市駅を目指します。

別に出雲大社から空港までバスは出ているんですけど……。

せっかくだから一畑電車全線乗りたい!!

とゆー気持ちがあったんですね。大社線から北松江線へ乗り換えて……。

終端駅(ターミナル)感あるな

出雲の中心として栄えるJRも乗り入れる一畑電車ターミナル駅出雲市駅へ着きました。

松江ではJRと一畑電車は離れていたのでなんだか不思議な気分。出雲では一緒になるんだなあ。

 

出雲市駅は出雲大社を思わせる壮麗な入口でお出迎えしてくれます。

これで出雲大社の最寄り駅だと間違える人いそうだなあ。

川が流れてる。最高

ま、でもなにより島鉄のハートをがっちり掴んで離さなかったのは、この出雲市駅の高架下にある土産屋兼ショッピングモールのアトネスいずもなんですけどね。

sakurahonten.com↑↑冒頭から「神々の地出雲へようこそお越しくださいました。とあるのがツボ。

いずもハッピー情報局に、富士通のパソコンは出雲生まれ*6という謎のアピールをする看板、高架化後の出雲市ジオラマ……。

謎空間

地元愛に溢れている素敵な空間じゃないですか!

しかしその一方で土産物もフツーに売られている。なんなんでしょう、このギャップ。

観光客と地元民が両方楽しめる施設……。明らかに地元民向けの東館(暮らしの広場)の方が大きいですが、少し古くて安心感のあるゆるーいショッピングモール。

個人的には落ち着きます。すき。

 

地元のラーメン

そんな出雲のエキナカでラーメンを食べてお別れです。出雲そば食べてないんかい、と言われそうですが完全に忘れていました。また今度食べます。

でもほら、ラーメンをよーく見て下さい。

出雲のヤマタノオロチを倒したときにドロップした*7草薙の剣を模したかまぼこが入っているんですよ!

出雲要素を感じますよね。

 

うん。じゃあ。

ありがとう、出雲。

ありがとう、山陰。

山陽(岡山のみ)もありがとう。

縁ができてよかった。

~陰陽の旅・完~

 

野良キャラまとめ

はい。松江~出雲で出会った野良キャラ*8を上げていきます。

ポ〇モンみたい

ポケ〇ンみたいなうさぎ。出雲大社にて採取。進化すると面影が無くなるやつですね。

 

バス停に貼られているのが素敵だな

サンマにスイカ入道雲、桜、かき氷、雪の結晶……を背景にバスの車内で吊革をつかむセーラー服の少女。

一見、夏っぽいですが、春夏秋冬すべての要素が詰まっています。

通年でバスを利用する学生と四季折々を描いたよい野良キャラですね。

バス停クリーンアッププロジェクト 〜こどもたちの絵をバス停に!〜-プロジェクトゆうあいからのお知らせ

↑↑こーゆー取り組みの一環なのかしらん。

 

何者なんだ……?

お湯かけ少女です。

これは小泉八雲さんの紹介してくれた妖怪……ではなく、工藤夕貴のCM「お湯をかける少女」のリメイク版でもなく、松江しんじ湖温泉のお湯かけ地蔵尊にちなんだイラストもとい野良キャラです。

ここまでくると野良キャラと呼んでいいモノか悩みますが、野良にいたのでいいでしょう。

そういえば島鉄の浸かった松江しんじ湖温泉駅前の足湯にひっそりとお地蔵さまが祀られていました。ちらっと映っています。

 

温泉娘*9の「松江しんじ湖しじみ」とゆー名前がなんかアレなキャラも温泉を盛り上げています。松江二大温泉看板キャラと呼んでも差し支えないでしょう。

 

なんだかノスタルジックな気分になるいい野良キャラです。

 

野良キャラとゆーか神ではないか

ヤマタノオロチスサノオノミコト。かっこいいので。

野良キャラとかそんなどーでもいいじゃありませんか。かっこいいんだから。

 

最後は縁で締めます

最後は高架下に突如出現する「縁」です。

神話の国出雲っぽさが感じられていいですね。縁キャラ。

帰りの空港連絡バスに乗る直前に出会えたのも縁を感じます。

縁ってなんでしたっけ……。だんだん分からなくなってきました。

 

こうして縁ができたし、山陰・山陽にはまた今年(2024)も行きたいな。

一畑電車の魅力はこういう駅にあるのかもしれません

エニシング縁。

*1:2023年5月8日に第一期工事完了

*2:柱のミラーに若干映ってます

*3:ちなみに奈良の大神神社にいる大物主神と共に国造りを行いました。大神神社出雲大社、どちらも古く歴史のある神社です

*4:出雲大社神社本庁所属、出雲大社教出雲教は単立宗教法人……詳細な歴史的経緯は省きますが別法人なのです

*5:おなじみ地元私鉄の一畑電車のことですね

*6:富士通グループの工場の一つである島根富士通がある

*7:ゲーム脳

*8:なんか街中にいるキャラクターたちの総称

*9:温泉をモチーフにした擬人化キャラクター。調べてみると土地神様設定。意外と壮大……

陰陽の旅~松江編~

まだ2023年7月に行った陰陽の旅*1の記事を書いていることに驚きを隠しきれない島鉄です。

そのうち山陰を飛び越えて、韓国の記事も書きたいですね。

 

↓前回の記事↓

my-butsu.hatenablog.com

 

松江に着いた

さて島鉄は人生初の鳥取県にて米子城跡からの絶景、境港の水木しげるロード妖怪ウォッチ(ング)を楽しんだわけですが、ここからの隣は島根県の県庁所在地である松江市へと向かいました。

 

松江について知っていること

・城がある

・湖がある(宍道湖シジミが有名)

・旧制松江高校があった

 

……情報量がフロッピーディスクでも余裕できそうなくらいスカスカですね。

 

もっと松江について知りたい、そんな思いで鈍行列車に乗り込みます。

さらば米子……

米子-松江間は近く、30分ほどで着きました。松江は同じ島根の出雲より鳥取の米子の方が近くなのです。また松江は山陰観光の中心地であり、ホテルや旅館が想像以上に多く驚きました。

スタバだ~! 旅先でスタバ撮る習性あり

エキナカもなかなか綺麗で、高架下も飲食店となっており活気を感じます。

松江は電車を降りて早々楽しそうな街、の印象を受けてスキですね。

 

待ってるだけだしいいのかな

個人的に休憩スペースにいた人が強制的に『ちびまる子ちゃん』を見せられているさまがツボでした。テレビのチャンネルは変えられないのかな。

2024年2月現在、すでに島根県は百貨店のない県ですが、地元私鉄「一畑電鉄」の運営する一畑百貨店島鉄の訪れた2023年当時は現役でした。

ここで最初で最後のお買い物をしたのはいい思い出です。

 

この日は陽も傾いてきたので、黄金色に染まる空と大橋川(と、その向こうの宍道湖)を眺めたくらいで投宿。夜の松江に繰り出しました。

 

何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが日本海の育んだ山陰の魚は美味しいです。島根の誇る宍道湖シジミやモロゲエビも美味しいのですが、海産物が何より美味しい!

日本酒にもよくあって大満足でした。

このあと隣の方と意気投合して行きつけの店に連れて行ってもらう

転勤族や観光客、地元民入り乱れて飲んでいるため一人旅でもフラッと入りやすく、松江の夜は心地よいものでした。

地元のスナックで深夜2時近くまで飲むとは思っていませんでしたが。

なんか最後らへんは地元の墓じまいをどうするか、とゆー話を真剣にスナックのママ、隣の店にのれん分けしたチーママ、常連さんと一緒にしていました。

あの時間は何だったんでしょうか……。米子城天守閣跡まで山を登り、暑さでヘロヘロになりながら妖怪を激写して、夜はスナックで墓じまいについて語り明かす。



島鉄的には濃ゆい一日を過ごしたわけですが、松江は前述のとおりホテル・旅館が多く、地元の居酒屋・スナックも多いので観光にはもってこいの場所だと伝われば幸いです。

 

松江城へ行こう

さーて、爽やかな朝がやってきました!

今日もいい天気

大橋川の深く青い水の色と空の色が素晴らしい朝です。

この大橋川沿いを宍道湖方面にテクテク歩いて、橋を渡りしばらく歩いていくと松江城にたどり着きます。

神話の国、出雲らしいイラストの描かれたみこと丸が川をきれいにしています。

出雲神話ものがたり「スサノオのヤマタノオロチ退治」 | NPO法人シャーネ・エレーテ今市

 

川沿いには水上バスの乗り場もあり、水都松江……な感じがして楽しいです。橋を渡るとスナックや居酒屋もちらほら。松江駅周辺以外も店があるなんて活気があるなあ。

 

風情ある水路

しばらく歩くと菅笠をかぶった遊覧船の船頭の姿が目に入ります。

炎天下でも屋根付きなので(?)安心ですね。このときは歩くことを優先しましたが、時間に余裕があれば堀川を遊覧するのも楽しそう。

www.matsue-horikawameguri.jp

冬場には豆炭をつかった「こたつ船」も運航しているそうです。一回乗ってみたいな。

 

元お堀の京橋川を歩いていると、川のほとりにステキな喫茶店を発見しました!

遅めのモーニングを食べに中へ入ります。よく冷えたアイスコーヒーとサンドウィッチを堪能。外の暑さをしばし忘れてくつろぎます。

地元の人と観光客が入り混じっていて、観光スポット情報と地元トークが同時に得られる名店(?)です。

coffeekan.jp

ちなみに地場チェーン店のようで、「珈琲館・ウィーンの森」二つの店名で山陰に6店舗展開しています。島鉄の訪れた京店店は1972年オープンの一号店でした。半世紀の歴史を感じられる……かも。

 

いよいよ、松江城に近づいてきました。

ここは県の中心部、官公庁が集まっています。個人的に城と公の空間が現代も残っていることが感じられる*2ので好きです。

島根県市町村振興センターでは各市町村をユーモラスかつ魅力的にPRしていました。

こういうのを見ると、今度はここに行こう!

と思えるのでいいですね。松江城に向かっている人はリピーターになる確率高いと思いますし。

島根JAビルの前にあった島根の牛乳をPRする野良キャラもいい感じです。

しまね牛乳娘と命名

ついに来た! 国宝松江城

松江城は日本でも12しかない現存天守*3です。12天守のなかでも国宝に指定されている城は5つしかありません。

ちなみに島鉄はここ松江城彦根城は訪れたことがありませんでした。チラ見すらないのは松江城が唯一です。

それゆえにドキドキしていたのですが……。

城の敷地内はアホほど広いです。しかも太陽を遮るものはあまりないといってよいでしょう。

夏場は熱中症対策を万全にして訪れることをおススメします。

なにせ現存12天守は貴重な反面、冷房設備が貧弱なので……。

 

綺麗な石垣で暑さもふっとぶ(嘘)

汗をふきふき歩いていくと天守が見え、石垣が綺麗に積まれていて惚れ惚れします。夏は陽を遮るものがなく暑いのですが、時折日本海から(多分)冷たい風が吹き心地よいです。瓦で雨水路を作っているの面白いな。

 

さてここで、暑さに耐え切れなくなった方*4向けの避暑スポットをご紹介!

 

こういう櫓が点在しています

2階建ての櫓です。格子窓で日光があまり差し込まないため涼しいです。また天守ほど高くはないですが、城下を眺められてよい……。

そして、もう一つのスポットはというと……。

 

和洋折衷な建築

島根県有形文化財の興雲閣です!

元は明治時代に造られた松江市の工芸品陳列所、ときの嘉仁親王(のちの大正天皇)が泊まられたという由緒ある建築物です。

この施設のいいところは一言で表せませんが、実用的ないい点として冷房がついている所が挙げられます。

ほら、それなりに大きい冷房設備が見えますよね?

天守まっしぐらな方が多いのか、館内は空いていました。興雲閣をスルーするのは勿体ない!

この気品ある内装をじっくり見られる(冷房有)のはよい……

バルコニーに出て櫓や松江城内公園を一望できるのも嬉しいポイントです。

すぐ横には対照的な和風建築である松江神社があります。個人的に松江神社建立年と興雲閣完成年がそれほど離れていない*5ことは面白く感じました。

 

えーと、天守についてそろそろ触れておきましょう。

白鷺城と称される国宝姫路城とは異なり、松江城は黒い外観。松本城もそうですが雨水の浸透を防ぐ雨覆板が使われているため黒い外観だそう。

www.matsue-castle.jp

天守内部には城攻めに備えた狭間*6や石落としなどの設備はもちろんのこと、柱を補強する役割の包板や、木材不足を理由に天守閣までを貫く大きな柱ではなく、2階分までの短い通し柱が使われるなど、建築上の工夫が見られます。

家紋の瓦なども展示されているので、冷房がないとか言いつつ長居してしまいました。

また、松江城天守からの眺めは爽快です。四方から気持ちのよい風が吹くなか、宍道湖や松江の町並みを見られます。

海もいいですが、湖が見られる城とゆーのはいいものです。

松江城の近くにはかつての町の趣を残す武家屋敷も建ち並んでいるので、タイムスリップ気分で散策してみるのはいかがでしょうか。

……と言いつつ、島鉄武家屋敷を無視してある施設に向かいました。

そう、松江の有名人物「小泉八雲」の記念館へと。

 

小泉八雲を知る

松江城内公園は散策にはもってこいで、小泉八雲も散歩していたとか。

いいですねえ。

なにやら幽玄な雰囲気

この城山稲荷神社には小泉八雲の気にいった石狐がたくさん祀られているとか。

きつねがいっぱい

想像の10倍くらい石狐が安置されていました。なかでも巨大かつ屋根つきで祀られている石狐が小泉八雲のお気に入りのものです。

これだけあればアナタの推し石狐*7も見つかるハズ。

おっと、石狐に夢中になりましたが、八雲さん*8を感じる旅はまだ始まったばかりです。

 

お堀を渡り、武家屋敷を眺めつつ歩いていくと、小泉八雲記念館にたどり着きます。

 

ちなみにここは改修されており、子供にも親しみをもってもらうためか八雲怪談の動画コーナーもありました。

yakumokai.org

八雲さんを知ってほしい、そんな思いが伝わってきます。

他にも小泉八雲ライブラリーがあるので、展示を一通り見終わったら怪談の世界に浸るのも悪くないです。色んな意味で涼しくなりますし。

 

島鉄的には小泉八雲が地球半周くらいの距離*9を転々とし、最後には日本の松江に着いたことが興味深く、世界各地の不思議な話を収集したことの分かる展示が面白かったです。

あと、新宿になぜ小泉八雲記念公園があるのか不思議だったのですが、館内の展示を見て小泉八雲早稲田大学で教鞭をとり、大久保に居を構えていたことを知りました。なるほど。

 

ここ小泉八雲記念館は怪談だけでなく「八雲さん」の人生を追体験できる施設なのです。

そんな記念館の隣には……小泉八雲旧居が保存されています!

八雲づくし。

外観・内装ともに伝統建築といった風情ですが、小泉八雲記念館に展示のあった「小泉八雲カスタムの机」が置いてあり、八雲さんがここにいたんだ……とゆー気分になること請け合いなので必見です。

ネタバレになるので当記事には載せません。キミ自身の目で確かめてくれ!

お庭も素敵。

季節や時間帯によると思いますが、島鉄訪問時は他に見学客がおらず、畳に座って庭を眺め、アンケートをのんびり書けるほどくつろげました。

この小泉八雲旧居は記念館と併せて(2館共通券)大人560円で入場できます。

松江城を見たあとは武家屋敷散策に、小泉八雲のたどった道を歩く。

松江観光のゴールデンルートですね。

 

最後は島根大

さあ、ここまで行ったらフツーは松江の観光スポットをある程度まわって満足なのですが、島鉄には行くべき場所があります。

 

それは……。

島根大学です!

 

せっかく島根に来たのだから島根大に行かないとね。

あのofficial髭男dismのメンバー(4人中3人)の母校ですし、以前より島根大への注目も集まっているハズ。

www.shimane-u.ac.jp

いい……

武家屋敷の並ぶ観光ゾーンから、住宅地へと入ります。地元の八百屋さんを見つけて、島根大に近づいている確信を得ました。ここまでの道中、2本飲み物を買った*10ので夏場に島根大へ訪れる際は熱中症に気を付けてください。それか素直にバスを使いましょう。

 

島鉄とほぼ同じ状態の草

こまめな水分補給だいじ。

 

予備校やラーメン屋、カラオケ店にファストフード店など大学周辺には必ず存在する定番スポットを見つけテンションが上がります。

もしかしたら島鉄は、地元だけどヨソモノもいる大学特有の空間が好きなのかもしれません。

だから旅行中に大学構内を歩いていても、そこまで居心地が悪くないんですよね。

 

……いや、あんまり居心地よくない。よく考えてみると大学生時代に好きな空間は図書館とゼミの教室、クラブハウスくらいでした。

母校ですら居心地よい空間が少ないのだから、何の縁もない大学はなおさら気まずいです。

なんで大学キャンパス巡りしてるんだろ?

 

「何かよくわからない持論を展開して、自分で完結する時間浪費トークを見せつけられた……」とお思いの読者の皆さん。

島根大学を見て一緒に盛り上がりましょう。

 

うおおおおおお!! 島根大学だあ!

どうですか?

ちょっと盛り上がりましたよね。

そーでもない??

……立派な建物ですよね。

 

学生憩いの場があります。いいですね。人が沢山いて近寄りがたい憩いの場も、いまなら憩い放題です*11

 


まっすぐな構内の道をときたま自転車が走り抜けていきます。

いいね、国立大学はこうでなくちゃ。

国立大学らしい風景

広い駐輪場もあります。

この時期はちょうど休日かつ定期試験前なので、普段は駐輪場に自転車がギッシリ停まってそうです。

 

図書館も立派

興味深いのは高低差があること。階段を上がっていくとキャンパスが一望……とゆーほどではありませんが眺められますし、生協や食堂の脇を歩いているといつの間にか高台に着いたり、と発見があるので楽しいです。

しかも遺跡もあります。歴史が深い。

旧制高校時代を伝える石碑

島根大学の母体となった旧制松江高校時代の寮の址が高台の上にありました。

ここからしばらく歩いていくとクラブハウス棟が見えます。

う~ん、大学って感じ!

図らずも岡山大、島根大と大学キャンパス巡りをハシゴしてしまいました。

島根大学ロゴマーク(学章)が個人的に好きなデザインなので共有します。

水引きの丸結びのようなデザイン。島根県といえば出雲が「縁結び」スポットなので、そのことも影響してそうです。

島根大学のロゴマークをリニューアルしました | 国立大学法人 島根大学

知の結び、だそう。

 

学生がいそうでいない公園と自転車小売店を通り過ぎ、さすがに歩き疲れた島鉄はカットのみの格安理髪店前のバス停で、人と車を飲み込む広大な地場スーパーを眺めながら一息ついたのでした。

学生いないなあ……

大学生じゃないのに大学をうろうろするのが結局楽しいだけなのかもしれません。

思えば大学時代も友達の大学へ行ったときは楽しかったし。

 

松江編が思った以上に長くなりました。

岡山や米子も楽しかったけど、松江が一番スキだからなのかもしれませんね。

 

松江に一度行ってみて下さい。後悔はさせません(←誰目線なんだ)。

 

あ、まだ出雲編があります。陰陽の旅、長いですね。

出雲の方がメジャーな観光地なのに後回しとゆー。それも埋物らしい……。

 

 

 

*1:岡山・鳥取・島根旅行のこと

*2:大阪城と府庁、松山城と県庁みたいな

*3:江戸・明治時代の廃城や空襲の被害を受けず、現代まで残っている天守のことです。姫路城や松本城などが有名です

*4:この記事を2月に書いているのは致命的な過ちですね

*5:松江神社は明治31年、興雲閣は明治36年に建てられました

*6:鉄砲や弓を放つ小さな窓

*7:言いにくいこと、この上ない

*8:陰陽の旅~岡山編~のときも、竹久夢二が夢二さん呼びされており地元民からの愛を感じましたが、山陰陽の文化なのでしょうか?!

*9:ギリシャアイルランドアメリカ→マルティニーク島→日本

*10:自販機がどこにでもある日本っていい国ですね

*11:島鉄の学生時代は空き教室が憩いの場でした。悲しいですね

寒すぎる冬のソウルを歩く

안녕하세요 (アニョハセヨ)~

이소노(いその)です。

 

皆さんは韓国に行ったことはありますでしょうか。

最近ようやく海外旅行がしやすくなってきたので行ってきましたよ、初・韓国ソウルへ。

しかし冬のソウルは寒すぎでした。

凍えながら街を歩いて見つけたものを紹介していきます。

 

 

最強寒波

私が訪れた2023年の12月末は普段から東京や大阪と比べても寒いソウルの街がいっそう寒いタイミングでした。

インチョン空港からソウル駅までの空港鉄道 A'REXの車内ニュースもそう伝えています。

 

中国語字幕だがニュアンスはわかる

ではどのくらい寒かったのか?

いちばん寒かった夜の気温はこちらです。

 

体感温度-17℃って

-12℃。激しいです。

私のこれまで経験した屋外では最も寒かったです。

ちなみに個人的寒さランキング(総合)では2位でした。

 

1位 志摩スペイン村 氷の城 (室温不明だがもっと寒かった気がする)

2位 ソウル (-12℃)

3位 横手のかまくら館のかまくら室 (-10℃)

 

国立中央博物館の池なんて凍っていて上を人歩いていましたからね。

 

歩いていいのかは謎

 

寝ている人、池は凍っているから落ちても大丈夫…なのか?

 

あまりにも寒いので、走ったら身体が温まるはず!と試してみましたが、肺がこれやばいんじゃないってくらい痛くなったのでおすすめしません。とにかく防寒しましょう。

 

Nソウルタワー

ソウルには街のどこからでも見えるシンボルのNソウルタワーがあります。

タワーの高さは236.7m。243mの南山(ナムサン)の上に建っているので、海抜からの高さは479.7m。NソウルタワーのNはこの南山(ナムサン)のN。

 

旅行中は勝手に親しみをこめて「エヌソ」と呼んでいました。

以下いろいろな場所からのエヌソコレクションです。

 

ソウル駅近く

 

明洞(ミョンドン) 夜のすがた

 

明洞(ミョンドン) 朝のすがた

 

国立中央博物館

 

 

汝矣島(ヨイド)

 

カフェ

街を歩いていてとにかくカフェが多かったです。

とくにスターバックスはあらゆるところにあって、調べたら世界一店舗が多い都市らしいですね。

 


カフェチェーン店はスタバ以外もたくさんあって、よく見かけたのだとこんなかんじ。

 

MEGA COFFEE 韓国資本。なんかやたらでかいと宣伝している。

 

A TWOSOME PLACE 韓国資本。スヌーピーとコラボしがち。

 

The Coffee Bean & Tea Leaf アメリカ資本。日本にも上陸したがすべて閉店してしまったらしい。韓国と日本で成否を分けた理由を知りたい。

 

ほかにはふらっと入った明洞の「珈琲島」が美味しくて雰囲気もよくて気に入りました。大学生が建築の勉強とかしてました。

 

 

コルタード。スペインの飲み方らしいです。カフェラテよりもミルクに対してエスプレッソの割合が濃くて美味しかった。

 

ソウルはカフェ巡りが楽しいです。

 

団地(アパート)

通りを歩いていると団地が多いことに気が付きます。

 

団地 ゲートのある低層タイプ

 

団地 高層タイプ

 

韓国では団地はアパートと呼ばれているそうです。

調べると日本の団地とは少し事情が違うようでおもしろいのでご紹介します。

 

日本では庶民的なイメージ(当初は庶民の憧れでしたが)のある団地ですが、韓国ではたとえば江南地域の上流層はアパートに住むことが一種のステータスになっているそうで、文化の違いを感じます。

 

急速な都市化と過密化への対応、政権の推進などの歴史的経緯、冬の寒さを防ぐには一軒家よりも集合住宅のほうが暖房効率がよいという風土的な事情もあるようです。

 

いくつか参考になった情報のリンクを貼っておきます。

 

 


南根祐「ソウル高層集合住宅の展開とアパート暮らし」、『日常と文化』第1号、日常と文化研究会、2015年

 

動く歩道

今回の韓国旅行では基本外を凍えながら歩いていたのですが、ときには温かい室内も歩きました。寒いのに比べるとありがたい。

 

しかし思ったのです。

韓国はとにかく動く歩道が多すぎる!そしてどれも長すぎる!

 

 

これはソウル最大級の百貨店「ザ・ヒュンダイ・ソウル」の動く歩道です。体感3kmくらいありました。いつまでたっても施設に着かないのでかなり戸惑いました。

 

なかはこんなかんじ。ともかくスケールが大きかった。

 

たまたま訪れた施設がどれも巨大だったからかなとも思うのですが、博物館や駅でもやたらと動く歩道を歩いた気がします。

 

あまり人が出歩いていない寒い屋外から暖かい施設に入ると、「ここに全員いたじゃん…!」というくらいの密度で人がいました。そりゃそうですよね。外寒すぎるもん。

 

帰りの飛行機のインチョン空港で最後に動く歩道を歩いたとき、さらば韓国と名残惜しい気になりました。それくらい韓国は動く歩道だらけなのです。

 

また暖かくなったら旅行に行きたいです。次はチェジュ島がいいな。

 

 

陰陽の旅~米子・境港編~

明けましておめでとうございます。島鉄です。

2024年、令和も早いもので6年経ちました。

半年前の旅行記事を新年早々にアップロードしてよいのでしょうか?

 

いいんです。

 

よくねーよ、と思った方はザっとスクロール。

いいよ、と思った方はゆっくりスクロールしてください。

本年もブログ「埋物の庭」をどうぞよろしくお願いいたします。

 

陰陽の旅*1山陰編のスタートです。

 

米子城

いつでも誰でも優しく水を分け与えてくれるマシン

私は岡山駅前で山陰は出雲行の高速バス出発まで優雅にコーヒーを飲んでいたのですが、水筒がすっかりカラ*2なことに気がつきました。このままでは干からびて死んでしまいます。

 

そこで駅前に設置されている、「美味しい岡山の水を飲み放題マシン」から水を分けてもらうことにしました。水道水なのに美味しい、晴れの国岡山は最高です。

……人としての尊厳がちょっぴり傷ついたかもしれません。が、向かいのコンビニで買い物をしていたら高速バスが出発していた、なんてゆー悲劇を避けるためにはこの道しかない。

 

これが岡山駅最後の思い出となりました。これから中国山地を分け入って米子に向かいます。

アデュー。岡山から米子までは高速バスで2時間半ほど。近いですね。

途中のサービスエリアにも触れておきましょう。

きれいな青空!

人でごった返していたので、なるべく人のいない写真を……ということで晴天の蒜山高原サービスエリアの図。

ここ蒜山高原ではジャージー牛乳が有名で、ジャージー牛乳使用の濃厚ソフトクリームがとても人気でした。

蒜山高原サービスエリア(下り線) | NEXCO西日本のSA・PA情報サイト

……私はトイレに行きたくて必死だったので食べられませんでした。山陰へ行ったら次こそは食べよう。

あ、ややこしいですが蒜山高原岡山県です。蒜山岡山県真庭市鳥取県倉吉市および日野郡江府町にまたがる火山です。

陰陽のうち「陰」は北「陽」は南をあらわしますから、まさしくこの蒜山を境に、北と南(陰と陽)に地域が分かれるわけですね。

www.hiruraku.com

米子駅前。都会だ(島鉄基準)……!

米子駅前にバスが着くと、蒜山高原の山奥と比較してえらい都会に出てきた気がします。

JRの駅は綺麗な駅舎に工事中だったので、次に米子へ来たときはさらに都会指数が増すことでしょう。

さて、そんな米子から向かうは……。

雑コラ感と同時に地元愛を感じる復元図

もちろん米子城です!

駅前から港へと続くだだっ広い道を歩きます。なんだか愛媛の宇和島駅から宇和島城へ行った時のことを思い出すなあ。とはいえ米子市は人口10万人以上・山陰地方のちょうど真ん中・空港アリと好立地かつ都会ですが。

ホテルの角を曲がって、いよいよ米子城に登ります!

この時点で日光にやられてだいぶヘロヘロでした。海からの風は涼しいのですが。流石日本海(?)。

 

天守は現存していませんが、江戸時代中期に建てられた旧小原家の長屋門は現存(市内からの移築物なので純粋な米子城の現存建築物ではありませんが)しており、往時の米子城下を彷彿とさせます。

 

そして眼前にはテニスコートが!?

長屋門をくぐってテニスコートが見えるなんて、ワケが分からなくなりそうですが市民に愛される米子城とゆーことでいーではありませんか。

ほぼ登山では?

とにかく足元に気をつけて登ります。山城、とまでは言いませんがなかなか難儀ですね。

開けた場所に出ました。二の丸くらいかな?天守跡まで登らなくても米子市内を一望できたしいいかな……などと弱気になりそうでしたが、どこからともなく吹く爽やかな風に励まされ先を急ぎます。このとき炭酸サイダー塩飴を舐めていたのですが、シュワシュワして美味しい(←小学生みたいなレビュー)ので普通の塩飴よりオススメです。

 

絶景かな

天守跡の山頂まで登るといやはや絶景!

これは登ってきた甲斐があります。米子市内がより遠くまで見えるのはもちろんのこと、鳥取と島根を隔てる中海*3も眺められます。

遠くに見えるのは日本海なのか。ふむふむ。中国地方最高峰の大山も見えます。

年2回ダイヤモンド大山が見られるとか……!

www.yonagocastle.com米子市内からほど近いですし、ちょっとした運動にもなりますし米子城跡はマスト立ち寄りスポットですね。

 

米子商店街をゆく

さて米子城から人里に降りると、アーケード商店街*4を発見しました。最高!

私はアーケード商店街大好きなので(とくに雨の日と陽差しの強い日はより一層すき)米子市に対するスキポイントが上がります。

陽射し防げてない

いや屋根スカスカやんけ!

アーケードが暗いと気分も落ち込みますからね。街の活性化です。

……暑いよ。

 

安心してください。ちゃんと涼しいゾーンもあります。お店もシャッターだらけではなく活気があります。どこぞにいいランチの食べられるお店はないかな~。

地元民(老若男女関係なし)の憩いのレストラン

自家製牛すじカレー、ほろほろで美味しゅうございました。ジュースも乾いたノドを潤してくれます。オムライスがオススメらしいですが、多分何を選んでも美味しいハズ。

tottorimagazine.com

米子に泊まる予定でなかったため夜に立ち寄れないのが惜しいところですね。

すぐ近隣にはレトロな米子市役所旧館を再利用した山陰歴史館があるのでセットで訪れるのもいいと思います。

ちなみに悲しいお知らせがあります。米子本通り商店街のアーケードは撤去されるようです。あああ……。

yonagohondoori.localinfo.jpこれからの本通り商店街に期待ですね!

 

境港へ

はい。照りつける陽射しを浴びながら高島屋を通り過ぎ、向かうは水木しげるロード*5のある境港。

ここからJR境線へ乗ります

ホントにこの駅であっているのか?!

不安になりながらも先客のジモティーがいたので一安心。片側一面のローカル駅。

もしかして化かされているのでは……。『ゲゲゲの鬼太郎』で真夜中に多磨霊園行の電車に乗ってしまった話があったよーな。真昼だから大丈夫かな。

 

そんな不安な気持ちもこなきじじい列車の姿を見て払拭されました。

これは水木しげるロードに行くこと間違いなし!

しかしKONAKI JIJII TRAINって意味が外国人観光客に伝わるのか謎だな……。

 

境港駅だーっ!

住宅地、鄙びた農村から米子空港、漁村へと目まぐるしく車窓風景が変わるなか終点へ45分ほどで到着。ゲゲゲ一色。

駅前には水木センセイの像もあります。

しかし、水木しげるワールドに入る前に境❝港❞というだけあるので、港町の風情を伝えるフェリーターミナル(隠岐諸島へのフェリーが出ています)へまずは足を運びます。

……ぶっちゃけ暑かったので冷房の効いた施設に入りたかったのもありますが。

なお境港には国際旅客ターミナルもあり、コロナ禍で耳目を集めたダイヤモンドプリンセス号も寄港しています。

 

旅気分が味わえます

海外から境港を訪れた人用に電波についての注意書きが各国語で書かれており、ここは小さいながらも世界へ開かれた玄関口なのだなあ、と思わされます。

 

水木しげるロード

さて、涼しさを堪能したところで水木しげるロードへ向かい、いっちょ妖怪ウォッチと洒落こみましょう。

……10分前まで涼んでいたはずなのですが、いやはや暑いですね。この記事をアップロードした2024年1月現在はさっぱり伝わらないかもしれませんが、真夏日に日陰ゼロのアスファルトの道を歩くのって妖怪でもしない所業ですよ。なにがしかの地獄の責め苦に違いないです。

 

なにこれ

ギラギラ太陽の下をフラフラ歩いていると涼しそうなエリアを発見!

これは河童の泉だそうです。

鬼太郎はもちろんのこと、水木センセイの描いた他作品の悪魔くん河童の三平もいます。泉で泳いでいる(溺れてる?)のはねずみ男

この河童の泉の資金源は宝くじだというから驚きです。こういう使われ方なら年末ジャンボが当たらなかった人もニッコリですね(←徒然なるままに適当なことを綴っています)。

 

主人公

若干怖いな鬼太郎。

こんな風に水木しげるロードには大小さまざまな妖怪や神様、水木しげる作品のキャラクター(眼鏡に出っ歯のサラリーマンなど)のブロンズ像が建てられています。

私は何を考えたか炎天下のなかほとんどすべての妖怪を写真に収めました。

 

……だってどの妖怪を記事で使うか分からないじゃないですか。ところが水木しげるロードは左右どちらの歩道にも妖怪像が立っているのでなかなか骨が折れました。

賢い皆様におかれましては真夏や真冬など厳しい季節・天候は避け、なるべく撮りたい妖怪を決めて巡ることをオススメします。

お気に入り妖怪、手の目。出オチ感があるので

この日はホントーに暑くて、歩き疲れて座っている観光客にバスガイドさんが日陰に入るよう勧めていました。陽射しを遮るものがなかなかないので、せっかく来たからには建ち並ぶ土産物屋さん等に入って休憩するのが楽しい観光の秘訣ですね。

……え? 私ですか? 私は水をがぶ飲みしながら妖怪を激写してました。

世が世なら妖怪に分類されていたかもしれません。

 

ただですね、水木しげるロードの魅力は妖怪たちだけではなくてですね……。

テンションあがる

こーゆーレトロな雰囲気の建物がちょこちょこあるところなのですよ。

あとかき氷やら鬼太郎グッズ店だけでなく占いのお店もあります。スピリチュアルなスポットでもあるのです。たぶん。

 

妖怪……じゃない!

水木しげる夫妻の像もあります。街を流れる川と橋の風景も素敵ですし、結構写真を撮る方が多くいらっしゃいました。

でも、私的にはそんな水木しげるセンセイの人気と比べて注目を浴びていない可哀想な妖怪がいます。

誰か気づいてあげて

ねずみ男(着ぐるみ)です。

暑いからなのか、はたまたあまり注目を浴びなかったからなのか、しばらくすると引っ込んでしまいました。

「ほらねずみ男だよ!」と呼びかける大人と「ふーん」と冷静な子供。

そしてその様子を激写する私。

 

妖怪お休み処砂かけ屋というこのお店では妖怪が出没し、記念撮影ができるのだとか。

妖怪も暑さ寒さには弱いのかもしれませんね。

賢い皆様におかれましては真夏や真冬など(以下略)。

妖怪お休み処 砂かけ屋(鳥取県) – ナショナル・スタジアム・ツアーズ

 

これから妖怪に代わっていつの季節でも見られる(とかいって気がついたらなくなっているかもしれない)島鉄セレクションの建物を3つご紹介します。

CD・おみやげ・プロパンガス・家電とゆーイマイチ統一性のないラインナップの柏木商会さん!

Hi-Fiビデオ*6以外は現役に違いない。

 

ニッパーくんのマトリョーシカかわいい

蓄音機に耳を傾ける仕草でおなじみの白い犬、ニッパーがショーウィンドウにいる松本ラジオ店さん!

www.victor.jp

大小さまざまなニッパーくんの姿は初めて見ました。

他にも現役の駄菓子・土産物店の森永ミルクチョコレートの看板がレトロでイカす辰巳屋商店さんなどもあるのですが、なによりインパクトがあったので最後にご紹介する3つ目のお店がコチラ……!

な、なんか今までと雰囲気が違うよーな?!

店名がチベット亡命政府の旗を背景に書いてあるとゆー異色の輸入雑貨店、KARMA BAZAROさんです!

中国製品は一切使っていないそうです。

マクドナルド批判ドナルド人形*7ダライ・ラマ猊下のTシャツ、壺買ってちょーだい*8Tシャツなどなど単なる土産物屋さんにはおいていないであろうキワモノ商品(と簡単に言ってよいのか躊躇われますが)が多数存在しています。

 

何と新春も1月2日から営業なさっているそう。私的に興味をひかれてしまいました。

水木しげるロードがそろそろ終わるなー、とぼんやり考えていた頃合いに見えるこのお店、なかなかパンチが効いています。

 

妖怪ではない

あと水木しげるロードの楽しみ方として、妖怪スタンプラリーがあるのですが水木しげる氏の自伝的作品の『のんのんばあとオレ』よりオレが登場していました。中国語でも俺です。不覚にも笑ってしまいました。

のんのんばあは若干妖怪っぽいかも。中国語表記が鬼婆婆だし

ここまで歩いてきて最後に水木しげる記念館があるのですが……残念ながら2024年4月まで工事中でした。この記事を書いたのが2024年1月なのであと少し待てば見られます。

元日にはプレイベントとして妖怪記念撮影をやっていたそうですね。

ちなみに水木しげるロードが終わると商店街も終わる、かと思いきや続いて「おさかなロード」がはじまります。

境港のロードは終わらねえ! THE虎舞竜みたいですね

私は力尽きました。ゴメンね、おさかなさんたち。私には反対側の妖怪たちを写真に収めるという使命があるんだ(←一度始めたらやめられなくなる典型)。

 

このあと来た道を引き返すわけですが、いかに境港が妖怪であふれているかを語る写真を共有します。あれだけ激写した妖怪は一匹も出てきません。なんだったんですかね、あの時間は。

これ人間にも教えちゃダメですからね

証明写真機……ではない

アメリカ資本のコカ・コーラに屈服した一反木綿。コーラが色あせてます

どうでしょう、みなさま。日本はもう妖怪の国と言ってもいいのではないでしょーか。

いや……! 世界にも妖怪はいます。その証拠が境港駅前にあるこの像たちです!

 

世界妖怪会議の図

デン! 

世界妖怪会議の様子を表した像です。南米と西アジアに全然妖怪がおらず、少し気になりましたがアジアに欧州、太平洋の島々*9まで様々な妖怪が集合しています。

そのすぐ近くに悪魔くんの一コマが建っています。

国際会議はカネで買える……アンチ・グローバリズム(アンチ先進地域優先政治)ってことですかねこれは。

やはり一反木綿がコカ・コーラの缶を持っていたのはそーゆーことなのか(なわけない)。

 

いやあ、妖怪にレトロなお店に商店街を楽しめる港町、境港はなかなか面白いスポットでした!

妖怪土産はいろいろあって目移りしてしまうほどです。

 

最後に個人的にツボに入ったモノを紹介してひとまず陰陽の旅~米子・境港編~を終わりにしましょう。

 

鬼太郎のゲタ。妖怪枠なんだ

カランコロンと動くさまを表現した鬼太郎のゲタ。単独でまさかのブロンズ像。

 

目玉おやじに監視されている

妖菓堂、とゆー名前の看板も秀逸ながら目玉おやじにばっちり監視されているのもステキです。万引きは犯罪じゃ(by目玉おやじ 野沢雅子さんの声で再生してください)。

 

かわいい野良キャラ

わんちゃん入店可のペットフレンドリーな店です。おしっこうんちしないでね!

とは切実なお店の思いなのですが、同時に生物として結構厳しい要求をされている感*10がありそのギャップにやられました。イラストがかわいい。

 

まだ現役なのか!?

三菱の乾電池が売っています。妖怪よりもこっちの方が気になる。買う人いるんでしょーか。まずお金を入れてもいいのか……。

 

それでは、みなさま進撃のだるまに圧倒されながらサヨナラです。

こわい

だるまって歯生えてるんですね。

 

島鉄

*1:山陰山陽旅行、大げさに言ってますが岡山と鳥取島根の旅です

*2:2023年7月当時、水分がないことは死を意味します

*3:日本で5番目に大きい湖。元は海で湾が砂州によって塞がった潟湖。汽水湖のなかではサロマ湖に次いで2番目に大きいです

*4:米子本通り商店街

*5:ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家の水木しげる氏の故郷の妖怪ブロンズ像が沢山ある商店街

*6:音声の質の優れたビデオテープレコーダーのこと

*7:多国籍企業への批判、アンチ・グローバリズムの象徴的なものですね

*8:なんで壺なのかは個人の自由な想像におまかせします

*9:これは水木しげる先生の太平洋地域への従軍経験も影響しているのでしょう

*10:もちろん店内で排泄しないでね、ということなんでしょうけど

京都 終電に気をつけましょう

京都に行ってきた。

紅葉を見に…ではなくラーメンを食べに。

 

一乗寺に二郎系ラーメン(←数字が連続するとややこしい)の美味しい店があると聞いたので向かった。

 

叡山電鉄叡山本線 一乗寺駅 一両の丸い顔の車両がかわいい

 

京都は学生の街として有名だ。

学生がいる街はラーメン店が多い。なぜなら学生はラーメンが好きだからだ。

 

商店街

 

駅の踏切から両方向に商店街が延びている。カフェや本屋さんがあり散歩にちょうどいい。

 

今回はラーメン池田屋に行くことにした。

二郎インスパイア系(ラーメン二郎の直系ではない二郎系)で有名なお店らしい。

なお一乗寺にはラーメン二郎京都店(関西唯一)もある。そちらもそのうち行くつもりだ。

 

ラーメン池田屋

 

駅すぐのラーメン二郎京都店の店構えは二郎に特徴的な「黄色地に黒文字」じゃなくて白地(景観配慮のため?)だったのだが、ラーメン池田屋は二郎リスペクトなのか景観規制の対象外なのか黄色地に黒文字だった。アベコベでおもしろい。

 

店で食券を買って店員さんに渡すとブザー(フードコートとかで渡されるやつ)が鳴ったら来るようにとのこと。だいたい1時間待ちらしい。ラーメン店で待機場所として近くの公園を指定された。初めての経験だ。

 

公園

 

近くの公園にはラーメン待機しているらしい学生が多かった。どういう状況だ。あと紅葉がきれいだった。

 

まだ時間があるので商店街にあるカフェでゆっくりすることに。

二郎のために朝から食事を抑えていたが空腹を我慢できなかったのでマフィンを食べてしまった。コーヒーもどちらも美味しかったな。

 

取っ手のついた木のプレートがかわいい

 

いよいよ時間がきた。胃にマフィンの存在を感じるので、ラーメンプチを食べる。それでも麺の量は200g。ニンニクマシ、卵追加で注文。

ブタがやわらかくて味が染みて美味しかった。

 

ラーメンプチ

 

この記事を書きながら調べてみたところ、ラーメン池田屋は大阪の吹田にも店舗を構えているらしい。最近東京の高田馬場にも出店したとのこと。どっちも学生街!

 

ore-ramen.com

 

ラーメンを食べたあとは本屋に行ったり鴨川沿いをぶらぶらしたりした。

 

三条

 

夕方からお酒を飲み始めて、勢いで4軒行ってしまった。年末だから…

 

1軒目 錦市場の近く

 

4軒目 先斗町

 

さて、終電だ。

経路検索アプリで調べると大阪市内までこう出た。

 

 

阪急から大山崎でJRに乗り換え…!?

想定外のルートだ。急行逃しちゃったから仕方ないんだけどね。

 

山崎は以前行ったことがあるけど、山が近くて夜は暗そうだから気が乗らない…

 

my-butsu.hatenablog.com

 

 

まあがんばって乗り換えしましたとも。意外と近くてよかった。

 

ホームめっちゃ心細かった

 

大阪の人が京都で飲むときは終電に気をつけましょう。

陰陽の旅~岡山編~

もうすぐ2023年も終わりですね。

島鉄です。

今年はほぼ琵琶湖周辺を旅していました。『埋物の庭Vol.5 』の記事のためですね。

 

そうでなくても関西は個人的によく行っていますし、せっかくだし今まで行ったことのないところへ旅したい……そう思っていました。

 

そこで私が目のつけたのは岡山県島根県の山陽・山陰エリアです。

四国に帰省する際、岡山駅には寄るのですが外をブラブラ歩いた経験すらありません。

友人が大学時代に岡山~四国旅行の思い出話を居酒屋でしていたので、何となく岡山の観光スポットは把握しています。

しかし山陰に関しては皆無。妹が最近仕事で鳥取・米子に行った話をしていたくらい……。あとはいそのくんが自動車運転免許合宿に行ってたとか……。

 

観光のイメージ絶無。

 

お城と温泉に行ければなんでもいいや、あと大学もあるでしょ。

そんな軽い気持ちで4日間岡山(山陽)と山陰を巡る旅を7月に始めたのでした。

記事にするまでだいぶ間が空いてしまいました。

 

 

岡山城

岡山駅を初めて外から眺めたかも

立派なJR岡山駅中四国の玄関口で新幹線も通っています。そして駅前に建つ桃太郎像に自分が岡山にいることを実感します。JR広島駅はチンチン電車(とカープファン)を見て広島に来たことを実感しましたが、岡山といったら桃太郎ですね。

さてこの都会的なJR岡山駅から可愛らしいチンチン電車に揺られて、わずか5分ほどで岡山城の入り口までたどり着きます。

okayama-kido.co.jp

ここは城下電停。

電停に直結する形で地下へとつながる階段があります。

ゆるい地下空間

なんでか知らないですが地下道にサボテンが飾られています。ゆるい空間。

奈良東大寺公園の地下道もゆるかったな~。

 

しばらく公園内を歩いていると、立派な城の姿が見えます。

お城だ~。ちなみに岡山城天守閣は復元です

 

このお城の入り口のトイレは屋外とは思えないほどきれいでした。清掃員のおじいさんがいらしたので、毎日綺麗に掃除されているのでしょう。岡山の観光ポテンシャルが伺えますね。

岡山城は開けた公園になっており、往時をしのぶことのできるよう地面に何の間が昔ここにあったのか表示されています。

明治維新後も持ちこたえた岡山城が戦災でなくなってしまったのは誠に惜しいものですが、城の間取りが表示されていることや、築城当時の石垣が展示されていることは私的に嬉しいポイントです。

3つ並んだ丸い石はかまどですね

給水路まで表示、渋い!

さてここからさらに門をくぐると天守のある広場に出ます。

岡山城は別名「烏城」と呼ばれ、真っ黒な外観が特徴的です。

お隣の兵庫県にある姫路城は「白鷺城」と呼ばれてますが、対になっているようで面白いですね。

 

まったく調べずに来たので驚いたのですが、なんと岡山城は2022年に令和の大改修を終えて、内部がピカピカにリニューアルされたのは当然のこと、美術館・市民の憩いの場としての機能を備えた空間に生まれ変わっていました。

国内外の大事件と並んで岡山の出来事を載せる年表すき

私は大抵何も考えず観光に行くと改修中でガッカリしたりするのですが、今回はラッキーでした。

okayama-castle.jp

公式HPから岡山城改修にかける熱い思いが伝わってきます。

私的に気に入った岡山城のポイントは以下の通りです。

 

・冷房が効いている(現存天守と違って快適)

・見るだけでなく触る、着る、乗る(日本馬の模型)体験ができる

・展示監修の磯田道史氏のコラム付き展示が面白い

・やろうと思えば1階をほぼ貸し切りにできる

 

みなさん、真夏や真冬でも岡山城は快適ですし、多目的スペースとして使うこともできます。こんなお城なかなかないですよ!

眺望も悪くないです。市内が一望できます。あとしゃちほこがメチャクチャ金ぴか。

さらに……岡山城のすぐ横にある日本三大庭園の一つ「後楽園」と岡山出身の有名画家である竹久夢二の美術館である「夢二郷土美術館」にも入れる共通入場券がたったの1,280円で手に入ります。3つの施設はとても近いのでオススメです。

 

とゆーわけで岡山城で涼みながらじっくり展示物を眺め、宇喜多、小早川、池田……と時代とともに移り変わる城主3氏に思いを馳せたところで、本格的に暑くなる前に後楽園へと向かいます。

 

後楽園

さて岡山城と後楽園の間に流れる旭川を渡ります。なかなかいい景色です。天気はあまりよくないですけど。この日は晴れの国おかやまらしからぬ曇り空でした。ただ、後楽園は晴れていたら陽射しがキツくて暑いですからね、曇天の方がいいでしょう。

 

そう自分を慰めてやってきました、日本三大庭園の一つ後楽園!

でかい、ひろい、みどり

びっくりするくらい広いです。岡山城より広いかもしれない。

庭園、というよかお屋敷みたい。まあ実際、岡山藩藩主の大名庭園なわけですが。面積は約14ha。広いですね。東京ドーム3個分*1よか大きいわけです。

これは全部回るの結構時間がかかりそうですね。そう考えると4年前、雪のちらつく真冬の金沢で、同じ日本三大庭園の兼六園に行かなかったのは正解だったかもしれないなあ。

 

後楽園は藤棚や築山など配置されているのですが、広くて一見すると分かりません。さすが岡山藩*2の庭園、規模が違いますね。

 

山腹の唯心堂が大人気で、頂上はフォトスポットになっていました

遠目に見ても人でごったかえす築山に登ってみました。6メートルの山頂で写真を撮る人多数。どれどれ、そんなに眺めがよいのかな……?

 

おお~。たしかに庭園を一望できます。個人的には山腹の唯心堂で冷えたお茶を飲みながら本を読むのが楽しそう(台無し)。

唯心堂で休憩をしてから唯心山を降りフラフラ歩いていると風代わりな建物が見えます。

な、なんじゃこりゃあ

東屋のなかに川がひかれている?!

中央に水路を通し6つの石を配置した不思議なこの建物は流店と呼びます。賓客の接待などで休憩所として使われたそう。夏は目に涼しく、足を水に漬けたらさぞ気持ちよさそうですね。後楽園を訪れた時期が7月だったので余計にそう思いました。

 

ちなみにこの流店は戦災を免れたそうで、珍しいだけでなく貴重な建物なのです。

okayama-korakuen.jp

 

 

 

なんか田んぼみたいなエリアがあるな……と思って近づいてみたらホントに田んぼでした。そんなことってあるんですね。もち米を育てているようです。青々としていて目に優しい。茶畑もあります。何でもあるな、この庭園。

 

巨岩と寺院もある

茶畑の横にある茶店では抹茶ソフトに冷えたお茶を出しています。茶づくしですね。

それらを無視して進むと巨大な岩がありました!これは一体……?

okayama-korakuen.jp

どうやら、この岩の安置されているお堂は慈眼堂といい、観音像を祀った庭園における信仰の場だったようです。巨岩は烏帽子岩だそう。大きすぎて烏帽子っぽさは感じませんでしたが、木陰で涼しいお堂の上から庭園を眺めるのはなかなか愉快です。

途中で休憩がてら茶店に立ち寄る人が多いからか、慈眼堂は空いていて穴場スポットでした。ちょっと階段が急ですけど、登ってみるのも悪くないですよ。

 

鶴がいっぱい

庭園に舞い降りてきたタンチョウが瑞兆*3だと藩主の池田綱政が和歌を詠んだ……そんな故事や江戸時代にツルベヤが用意され、戦後にタンチョウがいなくなった時期もありながら、現代でもタンチョウが後楽園にはいます。

めでたいなー、と思いつつ本格的に陽射しが強くなり暑くなったので後楽園に別れを告げます。

午前中に後楽園を楽しみ、昼食後は冷暖房完備の岡山城へ行くプランがよいのかもしれません。まったくそんなことを考えていませんでした。

 

でも大丈夫。

これから冷房の効いた施設に行くので!!

 

夢二郷土美術館

岡山城、後楽園、からの洋風な建物

川べりに夢二の詠んだ句碑を見て、この辺にあるのかな……?と思い交差点まで歩くとひときわ目立つ建物が視界に入ります。

これが夢二郷土美術館ですね、間違いない。

 

ここで竹久夢二について軽く説明をします。

明治17年、岡山に生まれた夢二は18歳で上京し、雑誌や新聞にコマ絵を寄稿するところから画家としての道を歩み始めます。
やがて「夢二式美人」といわれる独特の情感をたたえた美人画のスタイルを確立、叙情あふれる画集を次々と発表して人気作家となりました。
また、雑誌の表紙や広告から、千代紙、便箋、封筒、うちわ、半襟、浴衣などの日用品まで幅広くデザインを手がけ、
商業美術や出版の世界でも卓越した存在でした。
仕事の領域は画家にとどまらず、今でいうイラストレーター、グラフィックデザイナー、あるいはアートディレクターの先駆者といえるでしょう。

そんな夢二の姿は、19世紀末のパリで活躍したベル・エポックを象徴する画家、トゥールーズロートレック(1864〜1901)に重なります。
ともに画壇に属さず、版画やポスターを独立したジャンルにまで高めた2人は、時代の先端を読み取る感性を持っていました。
明治30年代ごろから、ヨーロッパの世紀末芸術の波が日本にも押し寄せます。
夢二も、洋雑誌や美術書からロートレックをはじめ、
ゴッホゴーギャン、ルドン、ムンクビアズリーらの図版を切り抜いて貼りつけたスクラップ・ブックを残しており、
熱心に研究したことがうかがえます。
一方、ロートレックら世紀末の芸術家も日本美術の影響を受けていて、時を超えて呼応するかのような関係に興味は尽きません。

出典:夢二郷土美術館HP「竹久夢二の足跡」より

https://yumeji-art-museum.com/record/

www.fashion-press.net

ちなみに屋内から入って左側には竹久夢二にまつわる本や、地元の小学生が夢二さん*4についてまとめた新聞もあります。

館内は空いていたので、20分くらいある夢二の生涯と郷土岡山についてのビデオを一人でずっと見ていました。ここも穴場なのかもしれません。

 

館内は原則撮影禁止なので、ぜひ足を運んでください……と言いたいところですが、一応写真を撮ることのできるエリアがありました。

 

御庭番猫、黑の助の任命状です。

……?

なにこれ。

そう思われた方も多いでしょう。竹久夢二美人画で有名ですが、それだけではなく、現代のサンリオのような可愛らしいデザインのイラストや絵葉書、日用品を発案・販売していました。そのなかで黒猫をモチーフに描いた豆本があり、この豆本にでてくる猫にそっくりな猫が美術館周辺に現れ保護したのだとか。

夢二郷土美術館 お庭番ねこ「黑の助」のご紹介 | 夢二郷土美術館

いやあ、そんなことってあるんですね。この日は残念ながら「黑の助」には出会えませんでした。

その代わり、夢二のデザインスクラップブックや東京日本橋にかつてあった「港屋絵草紙店」の絵葉書や提灯、夢二式美人画の数々をゆっくり堪能することができました。中には夢二のアメリカ西海岸遊学中の裸婦スケッチ*5があり、来てよかったなあと思わされました。

 

いやあ、それにしても空いててよかったです*6。なんでこんなに空いてたのかな。ラッキーでした。

夢二郷土美術館に行って初めて知ったのですが、他にも伊香保竹久夢二記念館、金沢湯桶夢二館などがあるようです。いつか伊香保に行かねば。

絵葉書やマグネットなどの土産物を購入し、美術館を出るとすっかり太陽がギラギラ照りつける夏日になっていました。

岡山大学

そんな暑い夏の日に私が向かったのはもちろん岡山大学

大学キャンパス巡りが趣味なので……。折角旅行で訪れたならば、見てみようかなくらいの熱量ですが。

 

岡山駅からJRで一駅の法界院駅から徒歩10分とアクセスも良好です。

……後で知ったのですが、JRは1日1本しか来ないためバスか自転車で訪れるのがいいみたいですね。

 

炎天下ですが夢二郷土美術館から川沿いを歩いていき、1時間ほどで岡山大学へ着くと分かったので徒歩で向かいます。

川沿いはたいてい遮蔽物がないので激アツなのですが、そんなの関係ありません。

……10分くらい歩いて思いましたが、夏に川沿いを歩くなんて頭がフットーしそう、なのでやめた方がいいですね。本当に。水筒の中身がカラになってしまいました。

 

過酷な道ですが、歩いているとバスに乗ってしまうと通り過ぎてしまう雑貨屋さんや、地元の民芸品店、素敵なレトロモダン建築に出会えます。

せっかく岡山に来たのだし、地元の町並みやお店を覗くことができるのは嬉しいな。

メダリオンが目を惹くレトロモダンな建築/名物備前焼を売っているガチャ

水筒の中身が無くなるまではそう思っていました。みなさん、夏に訪れる際は水分を多めに持っていきましょう。当たり前?

でかラ・ムー

道中にアホみたいにでかいラ・ムー*7があるので水分がなくなっても安心してください、大抵のものは補給できます。

蚊柱を避けつつ、川から離れてヘロヘロ状態で踏切を渡り、歩くこと約45分。

 

有名な時計塔

とゆーわけで岡山大学に着きました!

時計塔を見ると大学、って感じがしますね。

大学通りの広い歩道、店の前に停められた大量の自転車、ライブハウス前でごったがえすギターを背負った学生たち……これぞ地方国立大学*8、とゆー風景にテンションが上がります。

私は個人的に都心のビルキャンパスに通っていたのでこういうキャンパス風景に憧れが少しあるのです。岡大生でなくても地方国立大出身の方は懐かしさを覚える……ハズ。

 

広大な敷地ですが、7月ということもありキャンパス内を歩く学生の姿はまばらです。

ぜんぶ、青い。

大学生協の福利施設は果物の名前が付けられており、フルーツ王国岡山っぽさを感じます。ちなみにこの青い施設は「マスカットユニオン」と呼びます。

青いからピオーネ*9かと思ったよ。

 

図書館からマスカットユニオン、さらに先へだだっ広いキャンパス内を歩きます。レトロとまではいかない程度に古い建物が並んでいるなかで、急にピカピカの新しい施設が現れます。

木の素材を生かした建築

隈研吾*10の国立競技場を思わせる白木の外壁が特徴的なこの建物は、岡山大の新工学部(工学部と環境理工学部を再編・統合)の大講義堂と研究スペースが一体となった共育共創コモンズです。

 

古い建物が鉄筋コンクリート造で、新しい建物が木造なのは面白いなあ。

 

現役なのかな?

ちなみにグッドジョブセンターはプレハブ工法でした。なんで……?

仮の施設で今は新しくなっているのかもしれません。広い大学キャンパスは色んな建物があって楽しいですね。

 

これが岡山駅の隣駅なのか……?

岡山大を満喫して帰路につきます。駅に着いてびっくりしたのですが、岡山大の最寄駅である法界院駅無人*11でした。

この駅には通勤通学時間帯を除くと1時間に1本しか電車が来ません。そのためか発車時間ギリギリまで待ってくれます。たすかる。

 

アーケードがある街はいい街


それでは最後に岡山駅前アーケード街の写真でお別れです。厳しい陽射しを遮る銀天街、いいなあ。

 

島鉄

 

*1:後楽園球場何個分か考えるとややこしい……

*2:池田綱政

*3:めでたいことの起こる予兆

*4:郷土の偉人だからか“さん”づけなのが興味深い

*5:前述のスクラップブックしかり竹久夢二は中央画壇に属していませんでしたが、西洋画壇の研究を独自にしていました

*6:訪問した時間帯がちょうどお昼時だったからかもしれません

*7:岡山県発祥の大黒屋物産のディスカウントショップ。西日本を中心に新潟から熊本まで出店しています

*8:偏見?

*9:マスカット、ピーチ、ピオーネの3種類あります。ピオーネは巨峰を母に持つ黒ブドウですね

*10:ちなみに隈研吾氏は2020年より岡山大の特別招聘教授であり、この建物の設計・施工監理を行っています

*11:令和3年6月1日より

文学フリマ東京37と『埋物の庭 vol.5』

皆さんこんにちは。いそのです。

 

文学フリマ東京37で『埋物の庭 vol.5』を出しました。

Kindle版のリンクはこちらです。

 

 

文フリ当日、ブースでダ・ヴィンチWebの方から声をかけられ取材を受けました。

自分のコメントがブログ以外の媒体に載るのはなんだかおもしろいです。

 

ddnavi.com

 

文フリはとくに東京文フリが顕著ですが、回を重ねるごとに出店者も来場者も増えているのを感じます。

ネットが発達したこの時代に大変な手間ひまをかけて紙の本をつくっている人たちがこれだけいるのかといつも感心します。ZINE文化の盛り上がりはうれしいですね。

 

さて今回の同人誌ですが、ぼくは兵庫県を歩いて縦断する文章を書きました。

 

兵庫県の中の方ってどうなっているんだろうと昔から謎でした。

歩いてみると、播但線という1両編成のローカル線が走っていたり、攘夷志士の石碑があったり、歴史ある寺社があったりと魅力いっぱいでした。

道中で会った人との会話や参加したお祭り、嬉しかったことや怖かったことなど140km歩いた4日間の旅の記録です。

 

神河町の市川

 

このブログを一緒にやってる島鉄くんは歩いてビワイチをしてます。

ブログに記事を書いてくれてますね。

 

my-butsu.hatenablog.com

 

今回の同人誌は全4作で、ほかには長崎でアナグマの謎にせまる話、登り慣れた大山に旧友と登る話が載っています。

 

同人誌制作をしているとほかの人の記事にも編集で関わることができるので、そういう切り口もあるのかと毎回発見があります。

 

最後に告知です。

次は来年1月、文学フリマ京都8に出店します。

場所はみやこメッセ。関西の方はぜひ。それ以外の方も京都観光ついでによければお立ち寄りください。岡崎エリアは美術館や平安神宮があって落ち着いた雰囲気です。歩いていると気持ちがいいところです。

 

bunfree.net