告知事項
なんかタイトル長すぎる気がしてきました。島鉄です。
え~。このブログ埋物の庭を書いている島鉄といそのくんはですね、このたび……。
サークルはにわ会として2023年11/11(土)の文学フリマ東京37(東京流通センター会場)に出店します!
そしてエッセイ集、同人誌『埋物の庭 Vol.5 いまここにいること』を販売します!! なんやかんや5年目となる文フリ参加です。
思い切り前回記事のコピペ。楽しなければ記事書くのしんどいじゃ~ん!!
宣伝記事を文フリ当日になってから慌てて書く、ってのは我ながらどーかと思いますね。まあ、書かないよかまし。来年はもう少し進歩します。あと2か月もないけど。
my-butsu.hatenablog.com(↑前回の記事)
とにかく2023年11/11は東京流通センターに来てください!!
私たちのブースは第一展示場のG-20にあります!!
サークル名は、はにわ会 です!
湖西編~琵琶湖の西側~
琵琶湖の西側、と書きましたが滋賀県は西側よりも東側の方が土地も広く、人口密集地帯がありベッドタウンとして栄えています。
南北問題も、南側の方が土地が広く、北側は山がちで寒い地域になります。
つまり東側が西側に勝利し、南北格差は南の方が先進地域になるとゆー現代国際社会とは真逆の現象が滋賀県では起きているわけですね。
何だか他の県でも言えそうな気がしてきました。何となく滋賀県内の地域性が伝われば何でもいいです。しかし湖西はとにかく湖が近く、何なら鉄道(湖西線)も近く、サイクリストたちも生き生きと走っていたので、湖東とは違った良さがあると思います。
そのへんはこのブログ記事では取り上げませんけど。その代わり……。
大津港周辺の琵琶湖っぽい風景を共有しておきます。
ビワイチもいいですが、遊覧船に乗って琵琶湖の南北を移動してみるのも水上交通の拠点であった昔が偲ばれてよいかもしれませんね。
あとは外来魚釣り上げ名人を目指してみて下さい。
写真で分かる通り、この日のビワイチチャレンジはまたもや天気が悪く、いそのくんとの約束もあり3時間と少しくらいしか歩いていません。その間しっかり雨に打たれましたけどね!
湖西には滋賀県の誇る雄琴温泉があります。駅前には足湯があるほど。滋賀県湖西にて比叡山や坂本城を巡り、温泉にゆったり浸かる……そんな旅のプランも楽しそうです。
島鉄はぜんぶ無視してビワイチを続けました。悲しいね。
ちなみに磯野君と行った滋賀県立美術館は建て替えられただけあって綺麗でした。アクセスは若干悪いですが、一見の価値ありです。
多分天気に恵まれていたら更に楽しいと思います。あとバス停を乗り過ごすと工場に連れていかれるので気をつけてください。
早朝の名古屋駅から今度はJRに乗って米原駅へ。米原駅は関東でいう熱海と同じくJR東海とJR西日本の境界駅です。しかしこの米原駅をせこせこ歩いて目指しているのに、そこで朝食をとるなんてフシギな気分がします。
一応、JR東海系列コンビニ*1のコーヒーは東海道新幹線をJR東海が運営しているため、東京駅八重洲南口でも飲むことができます。機会があればストロングブレンドで眠気を吹き飛ばしてみて下さい。
そんなことはどーでもいい。おごと温泉駅から北へ向かって歩きます。
朝方はあまり天気が良くないので、うんざりしていました。
宅地と農地が併存している景色に驚いていると、次第に空が晴れ渡ってきました。
このときは桜も見ごろな時期だったので、歩いていて楽しかったです。景色と天気が良ければ結構歩けるもんですね。
めちゃ×2最高な景色が目の前に広がっています。車も通らないですし、ポカポカ陽気でビワイチの素晴らしさに今更気づきました。天気の良い日に30㎞歩くのは健康にいいですしね*2。
あと命令してくる看板があって笑いました。タイヤチェーン等を装着しな、って。
湖西は山も近いし、滋賀県ってわりと雪国なんですよね。
この看板の文の切り方、もうちょいどーにかならなかったのでしょーか。
ちなみに夜の湖畔は真っ暗で、たまに通る電車が綺麗な光の線となって眩しかったです。暗闇を体感したい人にもビワイチはおすすめです。
泊まった宿は中も部屋から見える風景も最高でした。おばあさんが一人で切り盛りしているビワイチフレンドリーなお宿、丸よし旅館です。
合宿プランもあるそうなので、ビワイチ合宿やるのも悪くないんじゃないですかね。
……えーと、いま何も考えずにこの文を入力しています。
しかし女将の手作り料理を食べ損ねたのは、ビワイチを急ぐためとはいえ惜しい気がしてきました。リメンバー丸よし。
1泊した次の日も天気がいいなんてラッキー。え? フツーなんですか??
この日は色んな小ネタが集まった日でもありました。
同人誌『埋物の庭』では載せられなかった写真をここで供養します。
風車ニュータウン、なんか色々書いてあって怖いです。看板もボロボロですし。
かんきょう整備、ってワードも今思えば怖い*3ですね。ただ温泉付き住宅ってステキかも。
次!
ショッピングモール? 大きめのスーパー? 自民党の幟が立っているから政党事務所?
全然分かりません。エスパ、ショッピングセンターらしいのですが。
Fresh Fruitsなんだけど、看板がボロボロ。こーゆーギャップに弱いんですよね。30歳の超大型新人、清純派アイドル、清廉潔白な政治家……喩えコレで合ってますか??
スウェーデン国旗のような青地に黄色のスカンジナビア十字。そしてその左は緑と白、お値段以上の予感がするニ○リっぽい配色です。
夢のコラボだあああ! と当時はテンションが上がっていました。いいモノ見られてよかったね。
インパクト大。てんのうはしです。りんかるくんを求め歩いた天王洲アイル以来の「てんのう」です。
継体天皇といえば、こないだ行った高槻の今城塚古墳も継体天皇陵ではないか、と言われてたなあ。「天皇」というワードがそこいらの橋に付いているのは近畿の歴史の長さを思わせますね。
さていよいよ、湖西から琵琶湖の最北端、湖北へ移ります。
湖北編~琵琶湖の北側~
なんかミョーに人が集まっているな、と思って寄ってみると電車の切り離し作業中でした。何だかわからないけれど人を引き付ける魅力がありますね。
しかし桜はもちろん名所だけあって見事なんですが、それ以上に島鉄の目を引いたのがコチラ。
足湯付き農産物直売店です!!
どーゆー販売方法なんだろ。足湯と農産物直売がどーにも頭の中で結びつかないんですよ。どなたか詳しい方教えてくださいませ。このお店、全面黄色ですごく目立ってましたね。
このバス停も全国のバス停の見本みたいな佇まいでグッ……ときました。
この辺を走る湖国バスのバス停はどれも島鉄の気をひくヤツらばかりです。
なにせ琵琶湖の最北で今はなき「ひめがくキャンパスランド」の広告を貼り付けたりしてますからね。しかもひめがく、といいつつ所在地は兵庫県姫路市より内陸の神崎郡なんですよ。湖北から神崎郡までは車でも190㎞近く離れています。
神崎郡について詳細は姫路から豊岡まで兵庫縦断したいそのくんに聞いてください。
さらにトンネルをいくつか抜け、駅までたどり着くとお出迎えしてくれるのは白ポスト。青少年に有害な本はここで回収されます。まだまだ現役、白ポスト。図書館の回収ボックスと間違えられる悲劇はないのでしょーか。
ここで歩くのをやめホームに向かったのですが、トンネルを通って階段を昇る仕様になっていて興味深かったです。何回この日はトンネルを抜けたのだろう。
最後は近江今津駅から米原駅まで頑張って夕方までに歩き切りました。
休憩した道の駅では「ごパン」なるものが売られています。米粉パンのことなのかな? わりと米粉ロールは好きなので食べてみたかったな。
www.koti.jp自ら一番綺麗な町を名乗る道の駅の公式サイトによると、小麦粉生地にご飯を練り合わせて作られているみたいです。ふーむ……?
26㎞ってわりとすぐなんですよ。
そう思えるようになりました。あ、ご覧の通りこの日も天気が悪く、途中まで雨がしとしと降ってました。もう呪われているとしか思えません。
雨がしとしと降り、川底はゴリゴリ削れ、川は茶一色です。
しかし最後のさいごで島鉄に幸運が巡ってきました!
青空に田んぼに偉大な山容。やっぱり200㎞歩いてきたビワイチの最後くらいは晴天の下で終えたいですもんね。
きんにくんみたいな「パワー」を看板にしているコメリパワー最高です。
あと天気は最悪です。さっきの晴天はなんだったんだ。歩くのヤになるわあ。空が灰色だから(←言いたいだけ)。
結果的に大雨になる前に新幹線と並走ダッシュで米原駅に滑り込んだ島鉄は、ギリギリ予定の電車に乗ることができました。
なお、その電車は強風トラブルのため途中駅で停車し、帰りのプランが狂いました。
……なにか滋賀県に恨まれるようなことをしたかな?
禊(?)として『埋物の庭 Vol.5 いまここにいること』では5日半にわたるビワイチを通じて滋賀県の魅力を伝えているので、ぜひご購入の検討段階に入ってくださいませ。
あと、ビワイチだけでなく兵庫縦断も大山登山も長崎のニッチに巣くうアナグマたちの記事も興味深い内容ばかりですので……買うて!
(島鉄)