皆さん、自転車乗ってますかー?
最近シェアサイクルにハマっている。
自転車に乗るのが楽しすぎて2日に1回は利用している。乗りすぎである(キートン山田さんお疲れさまでした)。
初めて自転車に乗れるようになった小学生の頃を思い出す。自転車で世界は広がりぼくらはもっと遠くに行けるようになった。
街歩きの新しい楽しみになっているので、シェアサイクルの魅力について語っていきたい。
バイクシェア
私が主に利用しているのはdocomoのバイクシェア。
シェアサイクルが一般名詞で、バイクシェアはサービス名。
都市部に住む方は一度は街で見かけたことがあるのではなかろうか。
ウーバーイーツの配達の人が乗りがち。赤くてタイヤが小径なのが特徴。
電動自転車なので坂道も楽だし、初速の速さが爽快だ。
バッテリーの確認などはパネルでできる。
バイクシェアは、自転車の置いてあるポートから好きなときに借りて乗り終えたらその辺のポートに返すという使い方をする。
事前にアプリのインストールや支払い登録が必要だが、それさえやったらあとは乗って返すだけ。私のように思いつきで出かける人間にはうってつけだ。
気になる料金は1回30分まで165円。そのあとは延長料金がかかる仕組み。月額会員(最初の30分がずっと0円)もあるようだ。計算してみると私はもう月額に入ってしまったほうが得なレベルになっていた。要検討。
徒歩とは違う街の印象
自転車に乗っていると徒歩とは違う街の印象を抱く。
車道を走っていると歩道よりも空を広く感じる。建物から離れている分だけ視界がひらけるのだ。いつもより空が広い街を駆け抜けるのはとても気分がいい。
また自転車はスピードがあるためより地形を感じる。坂はペダルを漕ぐ/休むに直結するので、いつもより気になってくる。ずっと平地のほうが楽ではあるけれど、苦労して登った台地はなかなか味わい深い。
道路名がわかってくる
自転車に乗るうちに道路名を覚えるようになった。
私は30分以内に着ける目的地を設定して自転車を借りている。距離にするとだいたい5kmまで。自転車のルートは徒歩とは違ってなるべく道なりで単純なほうが好ましいので、「明治通りを道なりに進んで、職安通り交差点で右折」みたいな情報を頭にインプットしたうえでサイクリングすることになる。これがおもしろい。
普段は意識しなくても生活に困らない道路名や町名も、自転車乗りにとってはなくてはならない情報だ。道を間違えてしまうと遠回りになるし、30分を超過するとお金が追加でかかるから真剣にルートを覚える。テスト直前にがっと暗記するみたいなノリで道路名を頭に詰め込み、無事に目的地に30分以内に着けたときはやっぱり嬉しい。
ちょうどいい価格
165円/30分はちょうどいい価格だ。
JRの初乗り(136円)よりは高いが、メトロ(168円)や都バス(210円)よりも安い。あまり人の集まる交通機関を利用せずに済むし、場合によっては他の交通機関よりも早く目的地に到着できる。もう乗らない手はないのだ。
関係ないけど歩道橋のイラスト好き
注意点
さてシェアサイクルのよい点を書いてきたが、注意すべき点がいくつかある。
まず自転車の個体差について。
ポートにある自転車は個体差が激しい。新品で充電が満タンな個体もあれば、その逆もある。なので厳選が必要だ。
私が選ぶときに確認しているポイントは以下のとおり。
・バッテリーの充電(アプリで分かる)
・タイヤの空気
・ブレーキの効き
・かごのぐらつき
・サドルのゆるみ
・チェーン(開錠後に分かる)
ほとんどは乗る前に確認できるが、乗ってみないと分からないこともある。開錠しても5分以内に同一ポートに返却すれば無料で済むので、問題があればすぐ他のものに変更というスタンスをおすすめしたい。
これは先週の失敗談なのだが、利用に慣れて確認を怠った結果、充電切れのサドルが回転する自転車を借りてしまい、ひいひい言いながら夜道を立ち漕ぎすることになった。あれはきつかった。確認は大事。
電動自転車は充電がなくなるとただの重い自転車になる
もう一点はエリアについて。
これは注意というか地域の話で、バイクシェアにはサービス提供エリアとそうでないところがある。
2021年3月現在、東京都であれば皇居周辺の都心部11区は対象エリアだが(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区、中野区)、豊島区や世田谷区は対象外となっている。目的地がエリアから外れる場合は返せなくなるので要注意だ。
楽しいシェアサイクル生活を
注意点もあるがシェアサイクルは楽しい。
安全運転で街を駆け抜けろ!
水に沈んだ会社の中でのんびりとくつろいでいるサラリーマンたちのイラスト好き