埋物の庭

埋物の庭

街中にあるつい見落とされがちで埋もれてしまっているもの(=埋物、まいぶつ)を紹介します。

山と海へ 芦屋川を歩く

10月から12月。文学フリマにむけて同人誌をつくった。
本は無事完成してそこそこ買ってもらえたし、本文のカラー化やメンバー追加など新しいこともできて満足している。

 

しかしイベントが終わって、力尽きてしまった。
しばらくなにもできなくなった。
電子化や委託販売もしたいのだけどいまだにできていない。

 

寒さや季節も影響しているかもしれない。寒いと外に出る気にならないし、日の光が足りないから気持ちが沈んでいるのかも。

 

ただ寝て食べるだけの週末をいくつか過ごして、どこかへ行きたくなった。
以前大阪から神戸まで歩いたときに見た芦屋川の風景を思い出した。山と海が美しかった。
行ってみよう。

 

 

JR芦屋駅で降りる。

阪神間は3路線が山と海の間の限られた土地を東西に走っている。

芦屋では南北に駅が連なっていて、芦屋川に沿って北から阪急芦屋川駅、JR芦屋駅阪神芦屋駅がある。

 

JR芦屋駅だけ芦屋川からやや離れているけれど1kmもない。川へと歩く。

 

海側

 

六甲の山のほうから下ってくる地形に川が流れている。

 

山側

 

ボーっとする。

ハトがいるのでしばらく眺めた。

 

ハト

 

川の横が歩道になっているので下りて歩く。

ゆっくり歩く。一歩ずつ地面の感触を確かめながら、身体が進んでいるのを感じながら。

 

国道2号線阪神高速3号神戸線の下を通る。

 

くぐる

 

やがて海が見えてくる。

大きな橋梁は阪神高速5号湾岸線だ。

 

海を目指す

 

冬の雲の壮大さは好きだ。

冬にもいいところがいくつかある。なにごともなるべくいいところを見るようにしたい。

 

橋と雲と海

 

地上に上がる。コーヒーを飲みたいので調べる。

ここは芦屋だ。たくさんあった。せっかくならコーヒー豆も買いたいので、近くの焙煎所に行ってみることに。

 

NOBLE TREEさん。エチオピアのシダマG1のウォッシュドを中深煎りでいただく。

注文後にその場で焙煎していただく方式らしい。手間がかかっていて美味しさへのこだわりがうかがえる。

 

コーヒー

 

待ってる間コーヒーを飲みながら、実はよくわかっていなかったコーヒー豆の精製方法について教えていただいた。

 

豆を乾燥させるときに果肉を取って洗うのがウォッシュドで、果肉を取らないのがナチュラル、その中間で果肉を適度に残すのがハニー。ウォッシュドがすっきりした風味になるのに対して、ナチュラルは果実由来の風味になるらしい。

 

何度か自分で調べたことがあったけどあまり覚えていなかったので、人に教えてもらうと理解が深まって定着するなと思った。

 

日が落ちてくる。フェンス越しに電車と空と山を眺める。

六甲山、登りたいな。

 

フェンス越し

 

JR芦屋駅に隣接して、ラポルテのなかにジュンク堂書店があるので入ってみた。

中型の店舗。こういう本屋が近くにあるとうれしい。

 

ジュンク堂は関東では池袋の巨大な店舗が有名だけど、発祥は三宮だったと知る。西宮や住吉にもあるらしい。そちらも行ってみたい。

 

ジュンク堂書店 芦屋店

 

買った本

 

書店にいるときは意識していなかったけど、家に帰って買った本を見ると、山の本と海の本だった。

 

自分のやりたいことが少しわかったような気がした。次は六甲山に登ろう。