埋物の庭

埋物の庭

街中にあるつい見落とされがちで埋もれてしまっているもの(=埋物、まいぶつ)を紹介します。

はにわ通信 第15号「ゴールデンウィークが終わり、ゴールデンではないウィークが始まる」

今週のお題「サボりたいこと」

 

ブログ投稿をしばらくサボっておりました(お題クリア)。どうも、いそのです。

 

終わってしまいましたねゴールデンウィーク。楽しかったなー。

長崎・福岡へ旅行に行ってきました。博多には行ったことがなかったので、行けてよかったです。大濠公園は想像の5倍くらい大きくて驚きました。

 

大濠公園

 

旅行から帰ってきてから家で気がつくと3日くらい溶けていました。

あの現象なんなんでしょうね。濃厚な時間を過ごしたあとそれを取り戻すような虚無の時間がやってくる現象。そのうち物理法則として証明されるとにらんでいます。

 

虚無の3日を過ごして、連休終盤に島鉄くんが行くというので千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館についてきました。

以前に一度行ったときも全然回りきれず、今回も展示室3つだけしか回れませんでした。広すぎなんですね。

 

道中で見た行徳富士。産業廃棄物でできた山。千葉方面への首都高速湾岸線から。

 

企画展示『中世武士団』は濃い展示でした。

説明文がハイレベルすぎて一部しか理解できませんでしたが、それでも史料の数々から多くの気づきがありました。

 

「武力だけで人を支配できるのか?」

 

この時代に生まれなくてよかったと思うほど暴力がものをいう世界でも、仏の教えを伝えようとする人、裁判を行う人、仏像を彫る人がいました。長い年月を経て目の前に遺る彼らの仕事からは感銘を受けます。

 

ゴールデンウィークは終わってしまいましたが、楽しかった思い出をかみしめながらまた日々を送っていきたいです。これから暑くなるんだろうな。