みなさんこんにちは、まいど、いそのです。
この記事はホワイティうめだのCAFE BREAKで草稿を書いています。
東京にないお店に入ると、大阪で暮らしている感じがして楽しいです。
そんなことを書きつつ、梅田のヨドバシカメラに度々行っている自分もいてアンビバレントですね。
新しいこともしたいし、これまでしてきたことも繰り返したい。
ちなみに梅田ではルクアに行ってみたいのですがまだ入れていません(なんかキラキラしてるので)。
カフェ・喫茶店
大阪は個人経営のカフェや喫茶店が多くてうれしいです。
長年街とともに年月を重ねてきた純喫茶もあれば、最新のおしゃれなカフェもあります。
いくつかのお店でアイスカフェラテを頼んで気づいたのですが、どこもグラスが二重でおしゃれでした。
谷町のカフェにて
道頓堀近くのカフェにて
調べたらダブルウォールグラスというそうです。
おそらく大阪ローカルではなさそうですが、見たことがなかったので興味深く眺めていました。
さて、ふと思うのです。
今後初めて知ることが大阪ローカルなのか、それともぼくが知らなかったことをたまたま大阪で知ったのか、判別がむずかしいのでは?
確実な知識を得るためにも、大阪の事情通と知り合いたいです(募集中)。
やっぱりちがう食文化
飲み物の話が出たので、食べ物の話を。
大阪といえばたこ焼きやお好み焼き、出汁の効いたうどんなど、関東とは一味ちがう食文化をイメージします。
実際外食をしていると、そのとおりというか、それ以上でした。
船場カリーのすじネギカリー
カレー(カリー)は牛すじが入っていて甘かったり、
家の近所の定食屋さんのタルタルチキン定食
タルタルソースはホワイトソースのようになめらかだったりと、どれもこれも物珍しくて、ランチとディナーがもっぱら楽しいです。
(…しかしこのときのぼくはまだ、黒いつゆのそばを食べたいという気持ちが心の奥底で日々強く濃くなっていることに気がついていないのであった…)
道がまっすぐ
大阪の街は、歩いているとまっすぐ伸びています。
南北の筋と、東西の通りが碁盤の目のようです。
東京のぐにゃぐにゃした道に慣れた身としては、これもまた新鮮です。
古代の大阪は、上町台地から西は海でした。
市内のほとんどは、時代が下り川沿いに土砂が積もったり人が埋め立てたりしてできた土地なのです。だから大阪市の大部分は平坦です。
現在につながるかたちで大阪の街が整備されたのは、豊臣秀吉が大坂城を築城してからのこと。
なぜ碁盤の目になっているかというと、下水整備のために道頓堀などの川を掘ったり、大坂城を中央にして東西に中央大通りを造ったことが影響しているようです(参考)。
ここまで書いて、東京も似たような事情の土地があることを思い出します。
東京23区の東側(台東区、墨田区、江東区、江戸川区など)です。
東京も江戸時代までは、いまの日比谷まで海が広がっていました。
それが江戸幕府が始まって埋め立てが進んだのです。
姉が以前御徒町近辺に住んでいて、このあたりは坂もないし碁盤の目のようにまっすぐな道だなあと思っていました。
まさに同じことをいま大阪でも感じていて、空間の経験として似ていておもしろいですね。
おすすめの本です。埋物の庭読者には刺さるはず。
大阪について書いていたらいつのまにか東京の話になっていました。
まさか大阪で東京を感じるとは。やっぱり街歩きっておもしろいです。