前の号で書いていた基本情報技術者試験に無事受かりました。やったね!
不合格の恐怖のなかでずっと勉強ばかりしていたので久々にゆったりした休日を迎えられて嬉しいです。
受験の目的
受験の目的としては、コンピュータサイエンスを学びたいから、資格試験が趣味だからです。
最近の世の中ってニュースでも日常でもIT系の話題が年々増えてきていますよね。GAFAがどうしたとか、半導体が不足して物が作れないとか。この傾向はおそらく今後もどんどん進むでしょう。高度情報化社会ってやつです。
そんな日々を過ごしているとIT系のよく分からない用語を目にする機会が多くて知らないとなんだかモヤモヤします。言葉を調べてみてもいまいち理解できなかったりもする。便利なんだけどいったいなにが起きているのかわからない。このモヤモヤをなんとかするために学ぼう!と発起したのでした。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は経済産業大臣が行う国家試験の情報処理技術者試験の一区分です。位置づけとしてはこんなかんじ。
次のステップとして応用情報技術者試験があります。
勉強の仕方
基本情報技術者試験は午前試験と午後試験から成ります。午前が基本的な知識と計算の80問で、午後が長文を読んで答える形式です。試験の概要についてはこんなかんじ。
午前試験はまず解説書を1冊読みましょう。
あとはひたすら過去問です。紙の過去問でもよいですが、この「過去問道場」がおすすめです。スマホでできるのでスキマ時間に学習ができるし、分野別の正答率が記録されたり間違えたところを繰り返し解けたりするので、気軽に学習を続けられます。
午後試験は戦略を立てて臨みましょう。
まず試験範囲は必須問題で問1に情報セキュリティと問6にアルゴリズムがあります。
続いて選択問題で問2~問5ではソフトウェア/ハードウェア/データベース/ネットワーク/ソフトウェア設計/マネジメント/ストラテジから2問選んで解答、問7~問11でプログラム言語問題のC/Java/Python/アセンブラ/表計算から1問選んで解答となります。
私の場合は問2~問5でデータベース/ソフトウェア設計/マネジメント/ストラテジを選択できるように学習を進めて(なにが出るか試験回によって違うので)、プログラム言語は初心者にも比較的とっつきやすい表計算(ほぼExcel)にしました。
アルゴリズムとプログラム言語はいきなり過去問を解いてもまったく歯が立たないので参考書から取り掛かりました。
表紙がかわいい
ついでに午後試験全般の傾向と対策的な参考書をやっておきます。
そしてほどほどに理解が深まったらいよいよ過去問と向き合います。
このやり方で学習を進めてなんとか合格点を取ることができました。
感想
難しい試験でした。
特に午後のアルゴリズムが大変で、はじめは問題文のプログラムがまったく読めなくて半泣きでした。
しかしプログラムのトレース(実際に数値などを入れて処理をなぞること)を繰り返すうちに頭のなかにCPUができたような感覚になって徐々に読めるようになりおもしろかったです。
ひたすらこれを繰り返す
来年以降で気が向いたら応用情報技術者試験も受けようと思います!