みなさんどうもお久しぶりです。いそのです。
今回は渋谷区富ヶ谷あたりの記事です。だれが言ったか知りませんが奥渋谷って呼ばれているようです。
タイトルに書いたんですが「奥渋谷」って文字でみると渓谷っぽいですよね。山奥の赤い岩肌の水をたたえた渓谷のイメージ。
Photograph by Eric Portis
奥渋谷は下のマップの黒っぽい部分、渋谷駅から坂を登ったNHKの奥、代々木公園の西側に位置します。
MAPPEの記事より
駅としては東京メトロ千代田線の代々木公園駅、小田急線の代々木八幡駅が最寄りになります。
今回は富ヶ谷のチョコレート屋さんに用があってついでにぶらぶらしました。
チョコは飲める
ぼくは甘いものが全般的に好きで、特にチョコレートが好物です。Minimalはチョコレート界ではなかなか有名なお店らしくずっと訪問してみたかったのでした。
店で飲んだアイスのショコラトルは濃厚で、カカオの香りが強く、最高でした。
普段は駅チカのゴディバのショコリキサーやリンツのチョコレートドリンク(ブランドによって呼称が違っておもしろい)を飲んでいます。
チョコレートドリンクっておしゃれですけど、甘さとカロリーが大変なことになっていますよね。ぼくはそういう極まった飲食物が好きです。そういえば二郎も好きです。今度好物を聞かれたらこの2つを一緒に答えたいと思います。
塔を目指す
Minimalで満足したあと富ヶ谷交差点に登ると、道路のずっと向こうに高い塔があるのが見えました。
都内で塔といえば、東京タワーやスカイツリー、そして区が設置している焼却炉がまず思い当たります。しかしどうやら先の尖った形や色からしてそれらには該当しません。いったいなんでしょうか。
気になって塔を目指してみました。
尖ってる
内部は一般の方でも入ることができ、美しい装飾の建物を見ることができます。
実は私は大学生のときにここに来たことがありました。世界の宗教に興味があって、見学できる寺社や教会を巡っていたのです。
一度来たことのある場所に数年経ってからまた来ると、当時の自分と今の自分は連続した存在なんだなと改めて感じます。考えていたことまで思い出せて嬉しくなりました。こういうことがあると街を歩き続けていてよかったなと思います。
街の文章を鑑賞する
東京ジャーミイから代々木上原駅を過ぎると商店街がしばらく続いています。
そんななかでふと現れた電柱の案内。これは気になります。
浄土真宗の應慶寺というお寺。どこかで見たことあるなと思ったら、慶應義塾大学の「慶應」の反対になっているんですね。
調べたところ別に大学とも年号の慶應とも関係はなさそうです。創建は1952年だそう。由来が気になります。創建者が塾生って説はどうでしょう。
50mmの単焦点レンズだと道幅が狭いとき全体が撮れないのです。近代的な施設でした。
ぼくは宗教施設に来たら標語を確認することにしています。聖典からの引用が多いですが、中にはオリジナルの箴言が載っていることもあって楽しいです。
今回はオリジナルタイプでした。
たしかにそのとおりです。思ってるだけでは伝わらないので、気持ちはできるだけ言葉にしたり行動で人に伝えたいですね。
さて「心使い」が気になってGETしてしまいましたが、なにか意味があるのか、それともうっかりなのか。
文字変換だと「心遣い」は一発で出てきますが、それだとこうして足は止めなかったし記憶にも残らなかったでしょう。自筆には誤字脱字も、字の上手い下手も出ます。そう考えると情報量が多くて鑑賞にはうってつけなんですね。
リトルディッパーというお店。
「煙草・・・大丈夫だ~」良いですね。ぼくは吸いませんが、喫煙者は最近条例の改正でどんどん吸える店が減って困っていると聞きます。
その不安が「煙草・・・」の三点リーダーに現れています。そして「大丈夫だ~」はそんな不安に対する店側の応答なわけです。これは心強い。おそらくA4の紙にWordで書いて印刷したっぽい手仕事がまた響きますね。きっとおおらかなお人柄なのだろうと推察します。
奥渋谷に通いたい
代々木公園駅の出口近くに代々木深町小公園があります。今回は行きも帰りもここだったのですが、この公園にはネットで話題になった透明なトイレがありました。
人がいないときは透明で、中に入って鍵をすると不透明になる仕組みだそうです。ぼくは結局こわくて入れませんでした…
しかしおもしろいことを考えてしかも作ってしまうのがすごいですね。奥渋谷は今回まだ行けなかった魅力的な店やスポットがまだまだありそうです。これから通いたいな。
夕日を浴びた西新宿のビル群が光っていました
(いその)