埋物の庭

埋物の庭

街中にあるつい見落とされがちで埋もれてしまっているもの(=埋物)を紹介します。

久里浜をのびのびと歩く

みなさんどうもー。いそのです。

 

ユーチューバ―ってマイ挨拶もってる人多いですよね。「ブンブンハローユーチューブ」とか「はいどうもー! バーチャルYouTuberキズナアイです!」とか。

この書きだしを書こうとして思いました。

 

ルーティーンって大事です。する方もされる方も安心します。

ぼくは知らない街を訪れたら、マンホールを撮ってとりあえずコンビニに入ります。

みなさんはどんなルーティーンをお持ちでしょうか。

 

さて、今回は横須賀市久里浜に行ってきました。

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船で来た。

 

久里浜へは東京湾を挟んだ千葉の金谷(鋸山のある港町)から、東京湾フェリーに40分くらい揺られて来ました。

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金谷もいいとこですよ。

 

久里浜はペリー一行が上陸した地なので、ペリー上陸記念碑やらペリー公園、ペリー記念館などなどがあり、街全体でペリーを推してきます。

 

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ましゅー・かるぶれいす・ぺりー(1794-1858)

 

まあでも彼は人気者だし、紹介はだれかがしてくれるだろうということで、今回は久里浜を歩いて気になったものを紹介していきます。

 

尻こすり坂通り

久里浜駅前の大きな道路を歩いていると、こんな光景に出くわした。

 

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 ん?

 

書かれている文字をそのまま信じることができないので通り沿いで他にも探してみる。

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こんなの笑ってしまう

 

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ここで車のリア部分が映りこんでくれたのはポイント高い気がする

 

本当に書いてある。なにがどうしてこうなった。

 

答えは通りを進んだ先に。

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尻こすり坂

 

久里浜駅から南西に少し歩くと、通りの由来の尻こすり坂が現れる。

調べてみると、国道134号線の坂周辺3.5kmほどにこのけったいな愛称がついているようだ。

 

さて、そうするとそもそもなぜそんな名前が坂につけられたのだろう。その説明もちゃんと用意されている。坂を登り終えたあたりに。

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長いんだなこれが。右のフェンス向こうは京急の線路。

 

そして現れる碑。

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斯里古須利坂!「斯」は破損してしまったらしい。
 

「尻こすり」に「斯里古須利」と漢字があてられていて驚いた。とたんに坂の神様っぽくなったぞ。

碑には「このあたりは海と山に囲まれて交通の便が悪かったよ。だから頑張って山を切り崩して坂を造ったよ。それで記念の碑を立てたよ」といったことが書いてある。全文の翻刻文はこちら

坂名の由来は、「坂を下るとき、坂が急で尻を擦るから」らしい。いまはそんな急でもないけどな。

 

頂上付近にも通りの標識がある。事情を知ってから見ると、発見時とはちがう印象をいだく。

 

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昔は大変でした

 

今後、横須賀出身の人がいたらこの坂を知っているか聞いてみたいと思っている。聞き方を間違えると変な目で見られそうだけど。

 

魚の喋る池

尻こすり坂を登りきってから少し下ると、左手に池が見えてくる。

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「可愛がって!」

 

今まで見たことのない表現だ。

「🐟」や「🏠」が日本語と組み合わさり、独特のインパクトをはなっている。

さらに、本来小文字になりえない「」という表記がかえって「魚が言葉を発している」ことに妙な説得力をもたせている。

 

その隣には念のためか、人語の表記も用意されていた。

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人間は魚以外の動植物のことも考えている

 

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ふつうの穏やかな池だった

 

尻こすり坂とセットで訪れてほしい場所だ。

 

YRP野比駅

坂を下りてくると、並走してトンネルを通ってきた電車と合流する。

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なんといってもご覧いただきたいのは「尻こすり坂通り」縦バージョン

 

そうなるといよいよ京急久里浜の次の駅、「YRP野比駅」にたどり着く。

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デッドスペースの有効活用みたいな駅名プレートの貼り方

 

YRP野比駅京急城ヶ島とか三浦半島の方に行くたびに気になっていた。

なにさYRPって。野比って。

 

その答えも駅付近でちゃんとわかるようにできていた。コンパクトシティー

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野比

 

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のびのびと流れている

 

駅周辺は住所でいうと「横須賀市野比」。野比は地名だったのね。

 

野比と言われれば野比のび太くんとの関係が気になる。

横須賀市野比にある「国立療養所久里浜病院」に入院していた藤子・F・不二雄先生が、この地の伸び伸びしたところを気に入って「野比のび太」という名前を考えついた、という噂があるそう。

しかし地元商店街がのび太とのコラボのために藤子プロに確認をとったところ、確証は得られなかったという記事がでてきた。

まあそんなものだろう。たぶん『絶望先生』の木津千里と京都の木津も関係ない。キャラクターの名前に地名をつけるのってけっこうありがちではなかろうか。

 

で、YRP。これはなるほどってなった。

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「ホテルレストラン」のくくりにコンビニエンスストアポプラ(④)が入っている

 

YRPは「横須賀リサーチパーク」。かっこいい。

今度京急ユーザーの人がいたら「YRPってなにか知ってる?」と聞いてみたい。聞き方を間違えるとちょっとウザいと思う。

 

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電車だとあの長い坂も一瞬

 

(番外編)胸突坂

 家の近所に胸突坂という坂があるので紹介したい。

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傾斜がおわかりいただけるだろうか

 

尻こすり坂を登っているとき、なんだかネーミングが似ているなと思い出した。

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「坂がけわしく、自分の胸を突くようにしなければ上れない」。最近どこかで似たような説明を見たぞ。

 

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 登ろうとしたとき上からスロープを自転車で下りてくる人がいてびびった。強者だ。

 

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路面舗装。丸い模様の「真空コンクリート工法」は激坂の証らしい。

 

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登りきった。「乗ったままの通行禁止」とあるが、いたぞ、強者。

 

胸突坂の序盤から中盤くらいまでは木々で鬱蒼としていて、「この先どうなってしまうんだ」感があるが、坂上は開けているので安心して登ってほしい。しかし夜はなかなかこわい。

 

坂について調べていて、定休日氏のブログ記事がおもしろかった。「真空コンクリート工法」という用語はここで仕入れたのでさっそく使ってみた。

 

take1-hero.hatenablog.com

 

胸突坂のある小石川台地には他にも味わい深い坂がたくさんある。映画やドラマを観ていても、このあたりの坂がしれっと出てくるときがあるので最近はそういう楽しみ方もしている。

 

読書のみなさんも魅力的な坂の世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。(いその)

橋とトラスとファミリーマート

ど~も。いそのです。お久しぶりです。

 

いやー熱かった、8月の前半

やはり街歩きは春とか秋にする活動なのだと感じましたよ。

その点このところはなんかちょうどいいかんじですね。

 

さて、さっそく前置きを書いといてあれですが、先日の真夏日に、東京ゲートブリッジを歩いてきました。くたくたになりました。

今回の記事はその報告と、その後のいろいろについてです。

 

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 青い空に白い雲。勇気をもって踏み出した新木場駅。「調整中」の時計がいい。

 

みなさんは東京ゲートブリッジをご存知でしょうか。

 

東京湾江東区若洲と中央防波堤外側埋立地を結ぶ橋である。

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埋め立て地はみんなカクカク。                    

 

中央防波堤というのは、ずばり東京都のごみ処分場。

内側(北)と外側(南)に分かれていて、内側はすでに埋め立てが終わり、外側は今でも埋め立てが続いている。

このゲートブリッジとつながる外側くん(?)は、いわば誕生中の島であり、内側くんの弟ともいえる。実は新海面処分場というさらに新しい(かつ最後の)処分場が彼の南に造られているので、そのうち次男になるのであろうが、いまのところは東京で最も幼年の島である。島の学校があったら西之島さんと同じ学年にちがいない。

 

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国土地理院地図・空中写真閲覧サービス整理番号CKT20176、コース番号C25、写真番号43、撮影年月日2017/5/29)

中央防波堤外側埋立地。真ん中の池みたいなのいいよね。

 

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国土地理院地理院地図西之島地区、写真番号5161、撮影年月日2018/1/17)

西之島さん。なんだろうこの見ていて安心するかたちは。なかなかの美島なのかも。

 

外側くん「西之島、最近雰囲気変わったよな」

西之島さん「最近いろいろ(噴火)あったから…」

 

そんな東京ゲートブリッジに友人と行ってきた。

アクセスは今のところ(2018年8月現在)若洲側からのみである。最寄りの新木場駅からバスまたは歩いて、橋に至る。

 

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東京ゲートブリッジは「恐竜橋」とも呼ばれているらしい。たしかに草とか食べそう。

 

新木場駅からは地図をご覧いただければ分かるが、ひたすら真っすぐで、工場の並ぶ道が続く。都バスに乗ればおそらくだいぶ楽なのだが、ぼくらは乗らなかった。なんたって若いから。

 

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この道も夏もずっと続くようであった。

 

いよいよ道が終わるのは、若洲キャンプ場を抜けた先である。

本当に橋に昇れるのか?と心配になっても大丈夫である。ちゃんと案内が立っている。

 

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橋については直接案内せず、「若洲昇降施設」を案内しちゃってるところがいい。

 

そして、目の前に巨大構造物が現れる。

 

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橋と飛行機のマリアージュ

 

東京ゲートブリッジは巨大だ。

全長2,618m(陸上部アプローチ橋を含む)のトラス橋である。水面(荒川工事基準面、A.P.)から橋梁最上部の高さが87.8m、海上を跨ぐ区間の長さが1,618m(横浜ベイブリッジやレインボーブリッジの約2倍)で、RC橋脚の上部に鋼3径間連続トラスボックス複合構造の橋桁が架けられ、4車線道路が設けられている。                  Wikipedia

 

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高確率でマリアージュ

 

なんとなくぼくらは橋の端まで行って引き返してきたけど、中央防波堤側では昇降できないので注意が必要だ。降りられなかった時の落胆はそれはもう…

中央防波堤からお台場まで抜けるという野望はそうしてついえた。

 

しばらく橋の上で東京湾やら車やら羽田空港からひっきりなしに飛んでくる飛行機やらトラスやらを眺めていた。

 

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なぜか高校の頃の同じクラスの女子の話題で盛り上がる。

 

「トラス橋」という言葉が気になった。

調べてみると、三角形の骨組みをトラス構造といい、トラス構造が桁の上部に乗った橋をトラス橋というらしい。これはよいことを知った。

 

さて、新木場駅まで帰るときにはさすがにバスに乗ろうと思い、バス停に行くと時刻表があった。

 

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うわ・・・バスの本数、少なすぎ・・・?

 

30分後に発車ということが判明する。

さすがに炎天下で待機はこたえるので、避暑することに。ちょうどいいところにファミリーマートが。

 

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都バスとファミマのカラーリング・シンクロ率は8割くらい。

 

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これはいったい…

 

ん?

見慣れた緑・白・水色のボーダーに水色の文字でファミリーマートっていやちがう、「PORT STORE」って書かれている。

 

店内もFamiポート(わかりづらい)が置かれているし、商品もファミマだし、当然Tポイントも使える。やけに肌色の雑誌が目立っているが、それ以外は普通のファミマだ。

 

後日、この記事を書くときに「PORT STORE」について調べてみるとおもしろい事実が判明した。

 

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一般社団法人東京港湾福利厚生協会のトップページ(2018/8/18キャプチャ)

 

結論から述べると、今回立ち寄ったコンビニはファミリーマートであった。

店名は「Famili Mart ポートストア若洲店」。ファミマのサイトにも載っている。

 

そうすると「PORT STORE」はいったい何なのかということになる。

 

その正体は、一般社団法人東京港湾福利厚生協会が管理運営する福利厚生施設である。

この法人は「港湾労働者の福祉の増進を図り、もって港湾作業の向上に資し、あわせて東京港の振興発展に寄与することを目的」とし、「港湾労働者の食堂、給食、売店、宿舎及び休憩所等の福利厚生施設の整備拡充及び管理運営」を事業内容の一つとしている。

「Family Mart ポートストア若洲店」以外にも50か所を超える施設を管理運営しており、日々港湾労働者の福利厚生に貢献しているようだ。この記事が参考になる。一般のコンビニ(ファミマやローソンなど)と提携して、「PORT STORE」として営業していると考えてよさそうだ。

 

若洲店については2013年2月に竣工(ゲートブリッジは2012年建設)して、2017年12月に売店リニューアルがなされていることがホームページには記されている。

確かに休憩スペースも含めてきれいで居心地の良い空間であった。そして都心では考えられないほど広い。

 

ふとファミマ(ファミポ?)でくつろいでいるぼくらはなにか大切なことを忘れていることに気付いた。

…バスを待っていたんだった。

 

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あーー

 

……。

結局ぼくらは帰りも徒歩で新木場駅を目指した。

なんとも夏らしい一日であった。

 

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ららぽーと豊洲は圧倒的に涼しい。

 

(いその)

「2018」「ニルヴァーナ鈴木」ほか

こんにちは。いそのです。

最近春っぽいですね。

え、全然感じない?そんなことはない。もう春はすぐそこまで迫っているのです。

 今回は都内の散歩記事です。不忍通り~春日通りを歩きました。

 

「2018」

まずはこの写真をご覧いただきたい。

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おわかりいただけるだろうか…

 

これは不忍通り護国寺近くで撮影した。

画面まんなかに紺色の建物がある。それをじっと見てほしい。 

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拡大してみた

 

そう。確認いただけただろうか。壁に描かれた「2018」の文字が。

驚くべきことにこの建物は今年が西暦2018年であることを主張しているのである。

 

正直、目を疑った。だって普通建物にそんなこと描かない。ずるい。

一戸建てに住んでいる人が家の周りを飾り付けるならわかる。

でもそれにしたって文字は描かない。しかもこれ壁だし。なんか道路にアピールしてるし。

 

しばらくの間しみじみとこの世の不思議に感じ入っていた。

やがて手前の建物から店主らしき人物が出てきたので、怪しまれたら困るし、その場を後にした。

 

それでもやはり気になるぼくは、数歩進むと電柱の重ならない角度からもう一度、2018物件を見る。

するともう一つの事実が明らかになる。

「2018」の左隣の面には「2019」と描かれていたのである。

 

 

 

ニルヴァーナ鈴木」

護国寺を過ぎた坂の途中に春日通りと並走する坂下通りの入り口がある。

この通りには神さびた吹上稲荷神社があり、なかなか素敵だ。

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鬱蒼とした森の反対には立体駐車場が在しまして、結果独特の空間が醸成されている

 

このあたりは住みやすそうだなあと考えてあたりを見ていると、こんなマンションが現れた。写真をご覧いただきたい。

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表札からあふれ出る優しさ

 

ニルヴァーナ鈴木」

そう、このマンションは解脱をしているのだ。

これを建てた鈴木さん(たぶん大家)はいったい何者なのだろう。

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緑色の板のDIY風ベランダと可愛らしい三角窓が気にいっている

 

家に帰ってから調べたら「ニルヴァーナ鈴木」にはなんと月7,7万円から住めるようだ(2018年2月調べ)。

南向き、駅近、物件の雰囲気もよいので、これはもう引っ越し先候補に入れておこう。

 

さて、マンション名に話を戻す。

世の中にはこの「ニルヴァーナ鈴木」のように、注目に値する物件名が数多く存在している。

ぼくはこれからこれら物件を積極的に評価していきたいと思った。なぜなら今回はたまたま遭遇することができたが、いつ物件が本当にニルヴァーナしてしまうかはわからないからである。

というわけで、散歩はにわかに素敵物件名捜索に突入する。

 

素敵物件名捜索篇

2つ収穫があったので報告しよう。

 

(1)「第27宮庭マンション」

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 タイル張りのハイソな雰囲気の物件

 

「第27宮庭マンション」

これは春日通りの大塚公園近くに建っている。

「第27」と番号が付いているのがおもしろい。

団地であれば「~号棟」となるはずであるから、これは「虎ノ門35森ビル」のように「ナンバービル制」を採用していると考えられる。ちなみにナンバービル制、森ビル史は「みつちメモ」さんの記事がとてもわかりやすい。

 

実際、家に帰って調べてみるとその推測は正しかった。 「第27宮庭マンション」は「宮庭マンションシリーズ」の一員であったのだ。

 

 

多くは北参道〜原宿界隈に点在しているらしい。原宿駅の皇室専用ホーム「宮庭ホーム」に名前の由来があると知りちょっと感動した。他物件もレトロで素敵なのでぜひ訪問したい。

 

 

(2)「ケルン大塚台」

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 Ich möchte nach Köln gehen.

 

「ケルン大塚台」

これは春日通りの都電向原駅近くにある。

Kölnというドイツ都市名が採用されるている点がよい。gutだ。

フランス語はたまに見かけるが、ドイツ語はけっこうレアではないだろうか。

そしてこの表札のアスキーアート風のケルン大聖堂がいい味を出しているんだな。

関連して下の建物正面写真をご覧いただきたい。

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 アスキーアートは離れてみるとサーバルちゃんの耳に見える

 

そう、建物の壁は基本タイル地なのだが、正面だけは石造り風になっているのだ。それもまた今度はドット絵的な仕方でケルン大聖堂を表現しちゃっている。なんともこだわりが感じられるではないか。schön!

 

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 名前を知らなかったらたぶん気付かない

 

この物件を見ていてぼくはまたこんなことを思った。

住民のなかには家族で住んでいる方もおられるだろう。するとここで育つ子供もいるということだ。

彼は小さい頃からケルンを意識して成長する。住所を書いたり話したりするときには必ずケルンが登場するからだ。そうしたらその子はある日

「ところでケルンってなんなんだ?」

と疑問に思うのだ。

その瞬間、彼はドイツと繋がる。

そのまま関心が続くなら彼はいつかドイツへ旅行することになるだろう。もしかしたらゴシックなマンションに住んでいるからゴシック建築に関心を持つかもしれない。はたまた思索的な子だったらドイツ神秘主義なんかに惹かれちゃったり。

 

物件名はきっといろんなところにいろんな影響を及ぼす。

 

上に挙げたような子は現れないかもしれない。しかし少なくともこうして物件名に思いを馳せて想像を羽ばたかせる人は現れる。

 

物件名観察、あなたもしてみませんか。

 

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造幣局東京支局跡地。都市に現れた広い空間。ここにはなにができるのだろう

 

 (いその)

いま、ふたたびの川崎へ(後編)

皆さんは脱出ゲームや謎解きゲームに参加したことがあるだろうか?

東京メトロの「地下謎への招待状」や(電車内で謎解き中の人をよく見かける)、アニメとのコラボイベントなどがそれである。

 

われわれは今回初めて謎解きゲームに参加した。

その名は「電脳九龍城財宝殺人事件」

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ちなみに『金田一少年の事件簿』は読んだことがない。

 

ウェアハウス川崎の正面扉に看板があり、せっかくだからやってみようということになったのだ。まあ2時間くらいで終わるかなと思っていた。

 

受付を4Fで済ませ、さっそく謎解き開始!

われわれは与えられた謎に金田一くんばりに頭をひねり、ときにアクションを起こし、挑んだ。

 

おもしろかった。

想像以上の凝り具合である。よくこんなに手の込んだことを思いつくなと関心したよ。

館内は謎目当てに来ていると思しき人がけっこういた。謎解きゲームいいね。

 

事件を解決し外に出ると、もう夕方になっていた。

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印象的過ぎる看板。

 

想定外であった。昼から半日屋内にいたのである。皆さんも謎解きゲームに参加するときは覚悟しておいてほしい。

 

ウェアハウス川崎から京急本線の線路沿いに進むと、八丁畷駅に着く。「畷」が難読。これで「はっちょうなわて」と読む。

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青地に白い文字が映える。

 

ちなみに大阪の高槻市にも八丁畷町がある。

ぼくは「畷」のように変わった、理義字的な漢字を含む地名が好物だ。地名ではないけど、九段下近くの日本橋川に架かる爼橋(まないたばし)とか、いいよね。

 

閑話休題

八丁畷駅から京急川崎駅に引き返したわれわれは、京急大師線に乗り東へ向かった。大師線は1899年に開業した京浜急行電鉄のルーツで、関東初の電気鉄道である。

大師線に乗ったのは二人とも初めてであった。こういう未踏路線は積極的に乗っていきたい。

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川崎大師駅のやけに大きい文字で書かれた案内板。

 

川崎大師駅で降り、平間寺(川崎大師)に向かう。

まっすぐ表参道が延びていて、しばらく歩いた先をいったん曲がり境内に入るとさらに仲見世が続く。

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よもぎまんが美味しかった。画面右に注目。今日はつくづく金田一少年に縁がある。

 

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 初詣の波が落ち着きをみせた1月の中頃である。

 

参詣を終え、再び大師線で東へ。

終点小島新田駅で降車。様子はこんなかんじ。

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貨物列車はエモい。

 

われわれは海沿いの工業地帯をひたすら歩いた。

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闇の中で光り煙を吐く工場。

 

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夜光一丁目。

 

地名の由来は川崎大師創建に関係する。

後に川崎大師の開祖となるお坊さんが夢でお告げをうけ、海の中を探してみると夜々光明と輝く大師尊像が見つかった。これを祀るために平間寺(川崎大師)が建立された。そしてこの土地一帯は「夜光島」と呼ばれるようになった。故にこの地名なのである。

 

海中からありがたいものが光って見つかる寺社の由来、けっこうあるよね。築地の波除神社とか。

 

そろそろお腹が空いたわれわれは、ラッシュ時の山手線なみに本数のあるバスで川崎駅へと帰った。f:id:haniwakai:20180121220747j:plain

このバスは工場で働く人のための路線だろうか。昔はこの辺りに市電が通っていたらしい。

 

市役所前で降り、

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ぺんたろう、おつかれ!

 

ビールを飲み、アイスバインを食べ、

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そのうちドイツで浴びるようにビールを飲みたい。

 

銭湯に入り、

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政之湯は政之湯通りにある。

 

帰路についた。

 

前回初めて川崎に来たとき

「もう2年くらい来ないかな」

なんて言ってたけど、意外とすぐにそのときはやってきたのであった。

 

(いその)

いま、ふたたびの川崎へ(前編)

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川崎駅に降り立ったぺんたろう、もとい、島鉄といその。丸井川崎はもうない。

 

新年明けましておめでとうございます!いそのです。

今年はいろんなところ行きますよ~

 

今回は川崎を歩いてきましたのでその様子を語ってきます。

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サンスクエア川崎。

 

JR川崎駅から川崎ルフロンの方へ南に進むと、サンスクエア川崎が現れる。

さっそく団地好きの島鉄氏は興奮の様子。

NTTドコモ川崎ビルが背後にそびえ立っているのが最高にクールだ。ターミナル駅から5分ほどの場所に団地があることも驚き。

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上から見るとその異様さがわかる。

 

余談だが、ぼくはNTTビルシリーズが好きだ。通信塔が屋上からニョっと出ているかんじがいいよね。

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横浜メディアタワー。神奈川では横浜ランドマークタワーにつぐ2番目の高さ(約253m)。建物本体は22階建てで高さ約100mだが、ビルの上部に約150mにも及ぶ鉄塔が建っており、この鉄塔部分で建物全体の高さの5分の3を占めている。

 

川崎に話を戻そう。

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ぺんたろう大活躍である。

 

サンスクエア川崎は上のプレートに「国鉄川崎駅」とあるように、1985年の建造物。

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それにしても暮らしやすそうな団地だ。

 

このオブジェを見た島鉄氏は即座に

「80年代の香りがする」

といったが、まさに慧眼(というか慧鼻?)である。

 

そして、まっすぐ団地を抜けていくといよいよあの建物が目に入ってくる。

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きたー!

 

皆さんは、九龍城をご存知だろうか?

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Photo by Roger Price

 

九龍城は1993年まで香港にあった巨大なスラム街である。

無計画な増築による複雑な建築構造と、どの国の主権も及ばずに放置された環境は「アジアン・カオス」の象徴的存在として今でも関心を集め続けている。

九龍城砦 - Wikipedia

 

当時の動画や住民へのインタビューなど。

 

実は川崎にその九龍城があるのだ!

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電脳九龍城。造ってくれて本当にありがとう。

なお島鉄氏はペイントによって存在を消されてしまった。

 

その名はウェアハウス川崎。

 

2005年にオープンした5階建てのゲームセンターで、館内は1階から4階まで九龍城を模して造られている。知らなかった人は絶対に行った方がいい。

 

メイキング : アミューズメントパークウェアハウス川崎店 | 星野組 [ HOSHINOGUMI ]

圧巻のメイキング。

 

素晴らしいのはそのデザインだけではない。

ここはゲームセンターなのだ!

平安京エイリアン」(平安のエイリアンではない)のようなレトロゲーの数々!

5階のまったりネットカフェ!

やってる人多いな、ダーツ!

スロットの「左打ちに戻してください」!(音大きくてビビる)

 

われわれは心ゆくままにこの空間を楽しんだ。

そしてなんとなく始めてしまったのだ。

あの、謎解きを・・・

 

(いその)

愛媛帰省とその成果


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新年明けましておめでとうございます。

このサイトを見ている人がどのくらいいるのか謎ですが、一応ご挨拶をば。

 

タイトルにある通り、僕の実家は愛媛にあります。正確に言うと実家ではないんですが、本当の実家はちょうど17年前の年末に潰されて追い出され今では別のアパートになってますんで、僕のなかでは婆さんが住んでる愛媛の家は実家みたいなものなのです。

 

それはさておき。

年末休みを利用して鈍行を乗り継ぎ私は帰省しました。


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そのルートは東海道線をえっちらおっちら九時間半かけて着いた大阪に一泊して……


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瀬戸大橋を渡り

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松山からバスに乗り……

 

およそ十二時間かけて婆さんの家に着くというものでした。気が狂ってるとしか思えない。

帰省客の多さから座れないことも多々あり、痔主として心配だったお尻への負担は案外なかったのですが、めちゃくちゃ疲れました。眼が。

持っていった本6冊と録音したラジオ二時間はすべて読み(聴き)終えてしまいました。

 

そんな道中だったのですが、面白おかしいこともなかったわけではありません。

……面白おかしいというのは嘘です。

ちょっとクスッときたとか(大体疲れのせい)、そんなくらいです。

そんな成果物を挙げていきます。

 

・時間の止まったビル

 
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まずは朝六時に出発し夕方三時に着いた大阪にて、大阪市の肝いりで作られた大阪駅前第一ビルという駅前にも関わらずテナントがスカスカ(テナント料が高いせいだというが)、多々広告欄に空いているところが見られるわりにはテナント以外の広告を認めないという頑なな姿勢(度量が狭いとも)ゆえにポテトローンとかいうふざけた名前の金貸し広告しか見受けられなかった、という大阪の闇を感じさせるところへ向かいました。

 

再開発で活気づく大阪キタのエリア内なのにまるで時間が止まっているかのような駅前第一ビルのなかを歩いていると、いい感じの喫茶店が。

店の前の売り文句をそのまま受け止めると、なにやら店内のデザインが建築として非常に素晴らしいんだとか。よくわかんない。


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とにかく古めかしい(といっても明治のレンガ造りとか町家みたいな古めかしさではなく手の届きそうな昭和高度経済成長期程度の)内装でした。


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なにせコーヒー¥250也。

一度大阪中央郵便局に立ち寄る機会があればぜひ、訪れてみてください。マヅラ喫茶店。

 ただひとつ難点をあげるとすると、大阪第一ビルはトイレに人こもり過ぎ。

綺麗に改装されたためにトイレだけ21世紀のものなのかな?といった具合なのですが、お陰で全く空いてない。

ここら辺は同じく時間の止まった感のあるニュー新橋ビルでも言えることですね。(しかしニュー新橋ビルはウンコ落ちてたからなぁ)

 

 

奈良で犬のようななにかと出会う
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わたくしは奈良県連続訪問記録というのを2012年より続けておりまして、もはや呪縛となっていることは明白なこの記録を途切れさせないために半ば義務感のようなもので昨年は12/25に、そして今年は12/28という年の瀬に奈良を訪れたのです。

そこは奈良県王寺、東京だと同音の王子が、ゲームセンターが駅前にあって都電が走ってる紙の街……といった印象です。

しかし奈良県の王寺は全く印象に残っていない。乗り換えで使ったな、という程度。たしか駅前にパン屋とショッピングモールがあったな、という典型的なベッドタウンのイメージ。

 

冒頭であげた謎の画像と題字を見てもらえば分かると思いますが、王寺はよく知らない二足歩行の犬が支配する街でした。

黒目なのが怖いですよね。安直なホラー映画にありそう。白目剥いたり黒目だけになってみたり、まるでオセロゲームか囲碁のよう。

碁盤は小さなユニバース、そうヒカルの碁にも書いてあったような気がします。

君はコスモを感じたことがあるか、そう黒い目で問いかけてくる雪丸と名乗る犬を尻目に私は夜の王寺に向かいました。

 
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ドローン形態(いわゆるビークルモード)にトランスフォームしている雪丸氏。ビーストウォーズ


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と思ったら封印されていた。

 
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呪いなのかと見紛う102A102Bの彫った文字。彫刻刀で文字を彫ろうとするとこうなるよね。(下手くそ)あと賃貸の店って何?

 

まぁどの店もこんな調子で王寺はチェーンでない飯屋はほぼ存在せず、仕方なく居酒屋でご飯を食べました。

ベイマックスをテレビで流していたのが印象的です。一人で入ったのは私だけだったので、女将さんによくしてもらいました。(食い気味で一人客だとアピールしたのも影響してるか)

ただ、なぜわりと終盤になってベイマックス視聴をやめたのかが気になるところです。

女将さんはエンドロールまで見ないタイプだったのでしょうか。

そんな思い出の街王寺、帰り際に今年はどうもありがとうございます、来年もよろしくと挨拶されたので来年もいかねばなりません。

7年連続奈良県訪問記録達成のために2018年も邁進していく次第でございます。

 

おまけ


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いわゆる西成のドヤに¥700で泊まったのですが(安心してください、楽天トラベルで楽天ポイントを¥1,000分使ったのでこの価格なのです。3桁の本格的ドヤに予約なしで行くほど私は勇敢ではないのです。)、目の前に廃墟と化したホルモン屋がありました。しかも道端に酔っ払ったおっちゃんが倒れてらっしゃるのでビビりました。

怒られないかな?と思いつつシャッターを切ったのですが、おっちゃんは無反応でした。

今思うと毛布を被せてあげればよかったのかもしれません。

 こうして、三畳一間の部屋に潜り込み一夜を明かしたのでした。

 

実家の近くは廃墟パラダイス


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西成のドヤを朝六時に発ち、ようやく夕方の七時半に実家へとたどり着きました。

長かった……。

親戚一同が集うわけでもなかったのですが、正月に帰ったことは今までなく(こういうと薄情なように聞こえますね、東北とか静岡長野に親戚が住んでる人はいいですが、めちゃくちゃ金と時間がかかるので四国に行けなかったのだと思ってください、お願いします。)、暖かかった実家は室内気温13度を1度も上回ることのない隙間風の入ってくる家と化していました。

寒い。エアコンなぞという軟弱なものは当然ありません。家は夏を旨として作れと誰かが言っていましたが、アレは間違いです。

夏涼しく冬暖かいを旨として作るべきです。

よく分かりました。

しかも台所と居間の仕切り戸が壊れたとかで薄っぺらいカーテンだけになってるし、大きな窓が多いわりに日は全く差さないし……。

風呂場の洗い場と浴槽の大きさの比率(よくて8:2)がおかしいことは前々から承知していましたが、この家を建てた大工は相当腕がアレだったのではないか……と改めて思いました。

そんな家にも正月は来ます。紅白歌合戦が職場の有線ともろ被りで仕事してる気分になったり、芸能人格付けチェックでGacktが連勝している姿を婆さんと見守ったりしている間に新年はやって来たのです。

 

ようやく正午、すなわち元旦とは呼べなくなった頃合いに私と母と妹と伯父さん(無職)は初詣に向かいました。

初詣先の家のすぐ裏手にある神社は昨年執り行った爺さんの葬式でも世話になった由緒あるところです。

この神社は城跡に建てられているからなのか、およそバリアフリーの観点からは遠いめちゃくちゃ段数多い上に段差があるわりに急、という階段を登らねばならず、新年初膝壊しといった風情でした。

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商店街は正月休みなのか永久に休みなのか判別のつかない店が立ち並び、ちょっとお茶でもしようと歩いてみるもほとんど店がないばかりか、住宅街ですら廃墟と化す始末。

 

冒頭の写真はそんな廃墟の多い街のなかでもいち早く廃墟となった映画館です。

猫のすみかとなってました。幸せな余生と言えるでしょう。


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可愛らしくちょこんと映画館の入り口で出迎えるミラー。真正面には廃車が。素敵なカップルですね。


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忘れ去られた街、といった風情のところにはいささか皮肉めいた看板です。

廃墟に残された写真や家具、着物……思い出を拾ってくれる人はどれくらいいるのだろうか?(実家に大量の段ボールでまとめられた母や伯父の本、通信簿やらはおそらく廃墟となってもそのまま残りそうだと感じました。)

 


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 新作映画。いつの……なんでしょうか。

2002年公開のものばかり、最近だ!と思いましたがもう15年以上昔。

平成もすでに30年。15年もあれば満州事変を起こしたのちに中国と一戦交えてアメリカに奇襲をしかけ、原爆投下、新憲法公布くらいはできるくらい時が経ったわけです。

感慨深いですね。

 

とかく、時間のうつろいというものは早く儚いものでございやす。

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しかしながら、幼き頃母と歩いたこの川は変わっていないなぁ……


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と思ったらでっかいフジができてました。

中四国住まいでない人むけに話すと中四国地域では最大手と呼べるスーパーで、中四国最大級のショッピングモールのエミフルを作ったことで有名なのがフジなのです。レストランといえばジョイフル、スーパーといえばフジとマルナカ。それが四国。)

 

そんな廃墟と変わりゆく町並みを見ながら温度計が9℃をしめす部屋で眠りに着いた翌日、去る一月二日の朝九時に爽やかな空気の伊予の奥地をあとにしたのでした。

 

あぁ、寒かった。

 

今年の初マイブーム

レ・ロマネスク キスケCM 日常を楽しく変えてやる篇 - YouTube

JR松山駅前には温泉、カラオケ、ボウリングといった老いも若きも楽しめるキスケBOX(高田馬場にもそんなBOXがありましたね。)なる施設があるのですが、そこの元締めたる株式会社キスケのCMが年末年始テレビで流れておるわけです。


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そこに出演されていたキスケ応縁大使たるレ・ロマネスクさんが完全に脳裏に焼きついて離れなくなったのでこの場をお借りして紹介させていただきます。(え、レ・ロマネスク知らなかったの?という人もなかにはいるでしょうが。)

 

 CMで歌詞を変えて使われていた、「祝ってやる」もさることながら、ご本人たちのビジュアルもなかなかインパクトが強い……。

ボーカルのTOBIさん(細長い方)はほぼ日でコーナーをもっていたので、ご興味あればぜひ見てください。いかにひどい目に遭ってきたかということがわかりますので。

 

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今年一年おめでたいといいなぁ。

長々とすみません。

おわり。

島鉄) 

渋谷区の区章

中目黒駅から目黒川を越えてちょっと坂を登ると交差点に出る。鎗ヶ崎交差点。

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渋谷区の区章をはじめて見た。「渋」を図案化しただけだけど、なんかいい味出してる。

ちなみに「渋」の旧字「澁」は「止」が3つもある。この「止」は足の象形で、足がもつれるさまから、「とどこおる」の意味を表す。そこに水を付し、水がなめらかに流れない、しぶるの意味を表すそうだ(『新漢語林』)。

渋谷駅周辺はたしかに人が多くて足がもつれるなあ、と妙に納得がいった私であった。(いその)

 

 

鎗ヶ崎。やはり地形に名前の由来が!確かに台地が鎗っぽく尖ってる!

Vol.27 地名で読む街の歴史【恵比寿・代官山・中目黒編】 | 東京の高級賃貸マンションなら[東京レント]

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